ニュース

「発想が天才のソレ」「気持ちわりぃw」 もし“人間がカメと同じ骨格だったら”を描くイラストがなかなかヤバい(1/2 ページ)

これがカメ人間か。

advertisement
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 かなり特殊だというカメの骨格を人間で表してみたらどうなるのか――というイラストがTwitterをざわつかせています。これ歩いてきたら泣いちゃう。

カメ人間……

 話題を呼んでいるのは、絶滅動物、古生物、恐竜などのイラストを描いている川崎悟司(@satoshikawasaki)さん。「カメの骨格はかなり特異で、甲羅は肋骨などの『胸郭』でほとんどつくられており、その中に肩甲骨や骨盤が入っている」と説明したうえで、「このカメの骨格にもとづいて、人間でやってみたらどうなるか。ちょっと描いてみました」と1枚のイラストを投稿しました。

 イラストにはまず大きなカメのイラストとその骨格図が描かれており、肩甲骨と骨盤の位置などが記されたうえで、「甲羅はほとんど肋骨など胸郭でできている」との注釈が添えられています。

advertisement

 そしてこれを人間の骨格で表現してみると、肩甲骨と骨盤を胸郭の中に入れることになるので上半身から鼻までが巨大なろっ骨などに覆われた状態となり、腕と脚をピーンと伸ばした奇妙奇天烈な生き物が出来上がりました。

 この姿には「気持ちわりぃwwwwwww」「発想が天才のソレ」「人間で例えたイラストが、マンアフターマンに登場する未来の人類に見えます…」「嫌だーこんな状態で生きたくない〜笑」などのコメントが続々。

 また「ペンギンとか面白そうですな…」というコメントに対して川崎さんは、「すでにペンギン、ツイッターあげておりました^^」と以前投稿したイラストを添えて返信しています。

ペンギン人間

なぜ動物の骨格を人間で表してみるのか。作者を取材

 ねとらぼ編集部ではこのユニークなイラストを描いている川崎さんに取材を申し入れ、動物の骨格を人間で表してみるのかなどを聞いてみました。

ウサギなどの骨格を紹介している

――動物の骨格を人間であらわしてみようと思われたのは何かきっかけがありましたか。

advertisement

川崎私は古生物イラストレーターをやっておりまして、古生物とは絶滅して現在にいない大昔の生き物です。恐竜が有名ですね。この古生物の存在を知る手掛かりは「化石」です。化石で残る生き物(脊椎動物では)の部位は、ほとんどが「骨」だけです。古生物を描く際に骨の知識が必要になるわけですが、日常で動物の骨とその構造を見る機会もあまりなく、とっつきにくい部分があるかと思います。そんな動物骨格を私たちの身近な人間の体であらわしてみたら、ストレートに伝わるのではないかと思いました。

――これまで描いてみた中で、一番面白いなと思った構造(骨格)の動物は何ですか。

川崎いろいろたくさんあって、これというものはないのですが、見た目の印象と骨ではずいぶん違うなぁとおもったのは「カバ」ですかね。カバって見た目、温和なイメージがあるのですが、現地ではライオンよりも恐ろしい猛獣です。ライオンに襲われて死亡する事故よりもカバに襲われて死亡する事故の方が多いと聞きます。カバの頭骨を見ると、恐ろしいほど長いキバがあり、凶悪面です。

カバの骨格

――ほかにも面白い骨格の生き物はいますか。

川崎マンボウも見た目と骨格ではずいぶん雰囲気が変わりますね。マンボウは体前半分にあまり骨がありません。マンボウはフグの仲間で、フグも体前半分にあまり骨がありません。フグは体を膨らませて、自分の体を大きくみせて威嚇するため、体を膨らませるために骨をなくしたんですね。フグの仲間であるマンボウもその流れで骨がないんです。マンボウは体が大きいのでふくらみませんが。

advertisement
マンボウの骨格

 ユニークなイラストで動物の骨格への興味を引き出してくれる川崎さん。2019年4月には著書『ならべてくらべる絶滅と進化の動物史』も出版されているので興味のある方はチェックしてみると良いかもしれません。

画像提供:川崎悟司(@satoshikawasaki)さん

(Kikka)

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  4. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  5. 夫「250円のシャインマスカット買った!」 → 妻が気づいた“まさかの真実”に顔面蒼白 「あるあるすぎる」「マジ分かる」
  6. ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  9. 160万円のレンズ購入→一瞬で元取れた! グラビアアイドル兼カメラマンの芸術的な写真に反響「高いレンズってすごいんだな……」「いい買い物」
  10. 高2のとき、留学先のクラスで出会った2人が結婚し…… 米国人夫から日本人妻への「最高すぎる」サプライズが70万再生 「いいね100回くらい押したい」