キャットフードには「主食」と「おかず」の2種類がある　猫ごはんに特化した解説マンガが面白くてためになる（1/2 ページ）

　猫の食事に特化した解説書『猫の寿命は8割が“ごはん”で決まる！』が、4月17日に双葉社から発売されました。A5判／128ページで価格は1200円（税別）。監修は仙台で動物病院を開いている梅原孝三さんです。

　愛する猫ちゃんには健康で長生きして欲しいもの。そのためには毎日の食事選びや与え方が重要になってきます。そんなときに役立ちそうなのがこちらの本。猫の栄養やフードなど知っておきたい内容が、漫画付きで解説してあります。以下、同書より見どころをご紹介。

猫の栄養学：猫が健康ならサプリメントは必要ナシ

　猫ちゃんのサプリメントも種類が豊富。でも、総合栄養食をあげていれば必要ないそうです。特定のサプリメントをあげることは効果がないどころか過剰摂取で健康を損なう可能性も。体が小さいだけに気を付けてあげたいところです。

フードの基本：「総合栄養食」を主食にしないと猫は健康を維持できない

　例えばキャットフードの種類。「一般食」と「総合栄養食」があるのをご存じでしょうか。

　「総合栄養食」は“主食”にあたるもので水と一緒に与えるだけで十分な栄養を摂取できるように調整されています。一方の「一般食」は嗜好性の高い“おかず”にあたるもの。これだけを与え続けると健康を害するおそれがあるそうです。