レビュー

「緊急取調室」恐怖のカボチャ回 サイコで子離れできない姑、姑を馬鹿にする嫁、善人を装おうとするダメ男の息子(1/2 ページ)

しばらく、カボチャは食べたくない。

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 5月9日に「緊急取調室」(テレビ朝日系)の第5話が放送された。今回のキントリは取調室から飛び出て被疑者宅で取り調べするトリッキーなバージョンだった。

真壁有希子刑事(天海祐希)が在籍する「緊急事案対応取調班(通称キントリ)」。事件の特異性からメンバーの家族関係ものぞけた5話 イラスト/納口龍司

第5話あらすじ「自宅でなら事情聴取に応じる」

 平凡な専業主婦である姑・山下昌子(真野響子)に頼まれ、夕食のスープに使うカボチャを買いに出かけた嫁・彩矢(国分佐智子)は行方をくらまし、彩矢の夫の翔太(山崎樹範)は警察に行方不明者届を提出する。彩矢と翔太は共に弁護士で、単純な失踪事件ではないと、「緊急事案対応取調班(キントリ)」が対応することに。

 真壁有希子(天海祐希)は山下宅へ向かい、涙ながらに嫁の安否を案じる昌子から話を聞いた。そんな中、マンションの防犯カメラに大型スーツケースを運ぶコート姿の不審者が映っていることがわかり、「息子夫婦の自宅前でこの不審者を見た」と証言する昌子。加えて、彩矢は不倫中であったと昌子は明かした。

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 その後の調べで、コート姿の男がレンタカーにスーツケースを乗せている場面が目撃され、しかもこの車の借り主が昌子だったことが判明する。加えて、不倫しているのは彩矢ではなく夫の翔太のほうという事実も明らかに。そんな矢先、妻を殺したと翔太が自首をしてきた。

 しかし、有希子は昌子こそが真犯人と確信する。有希子は重要参考人として出頭するよう昌子に依頼するが、昌子は拒否。そして何を思ったか、自宅で有希子と2人きりなら事情聴取に応じると昌子は言い出した。有希子は防犯カメラの映像を示しながら「彩矢にカボチャを買いに行かせたというのは嘘だ」と昌子に迫る。ずっとバカにされ、頭にきたからカボチャで殴って彩矢を殺そうとしたことを昌子はあっさり自供した。凶器にしたカボチャで昌子はスープを作っていたのだ。

 彩矢は実は生きていた。自力で彼女は警察病院に駆け込んでいたのだ。真相を明らかにするため、キントリは彩矢が生きていることをあえて言わずに昌子と翔太を取り調べていた。

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嫁と姑とカボチャとプライド! 日常に煮えたぎっていた憎悪がスープに煮込まれていた イラスト/納口龍司
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