実写映画「東京喰種」最新作、スタイリッシュ本編冒頭映像が公開

　石田スイさんの人気漫画を原作とした実写映画最新作「東京喰種 トーキョーグール【S】」（7月19日全国公開）の本編冒頭映像が公開されました。トレ!!　ビアンッ!!

　原作は2014年から2018年にかけて3回アニメ化された他、舞台が2回（2015年、2017年）、2017年には実写映画が公開された同作。実写映画最新作に当たる今作は、まれな美貌ながらカネキにゆがんだ欲望を抱き、物語を通してさまざまな表情をのぞかせる作中屈指の変態喰種、月山習が登場するストーリーです。

　公開された映像は、本編冒頭の映像を特別に編集したもの。メロウな音楽をBGMに、多くの人でごった返す夜の渋谷をマギーさん演じる人気モデル・マーガレットがタクシーで移動するシーンに始まり、その後、前作の映像が東京の街中に映し出されるというもの。大泉洋さん演じる真戸呉緒や蒼井優さん演じる神代リゼ、笛口リョーコ（相田翔子さん）、笛口雛実（桜田ひよりさん）などが目まぐるしく映し出され、金木研がたどる数奇な運命をプレイバックするような内容となっています。

　なお、夜の東京の街中に映し出される映像は、プロジェクターを設置して撮影したもののようで、CMディレクターとして数々のCMを手掛けてきた川崎拓也＆平牧和彦両監督らしさが出たものとなっています。

　余談ですが、マギーさんが演じるマーガレットは原作にはそのものズバリのキャラクターは登場しません。ただし、オッドアイの持ち主であること、月山に目を付けられてしまうことが示唆されていることから、原作できれいなセピア色の瞳を持つがゆえに悲劇に見舞われてしまった軽部さんなのだと思われます。つまりマーガレットは何も見えなくなってしまう人か……。