「トイ・ストーリー4」監督、新作への“プレッシャー”に言及 唐沢寿明&所ジョージはウッディ&バズに似ている?(1/2 ページ)
ジョシュ・クーリー監督と、プロデューサーのマーク・ニールセンが来日。
映画「トイ・ストーリー」シリーズ最新作となる「トイ・ストーリー4」が7月12日に公開されます。6月27日には、監督のジョシュ・クーリー、プロデューサーのマーク・ニールセンが来日したことに合わせてスペシャルイベントが都内で開催され、日本語吹き替えを務めた唐沢寿明さん(ウッディ)、所ジョージさん(バズ)、竜星涼さん(フォーキー)、日本語吹き替え主題歌を務めたダイアモンドユカイさん(正式名称は「ダイアモンド」と「ユカイ」の間に六芒星)も登壇し、過去3作を経て、今作が語るべき物語についてトークが繰り広げられました。
“完璧な結末”を迎えていた「トイ・ストーリー3」の“その後”を描いたきっかけについて監督は、「過去3作は素晴らしいストーリーで、『トイ・ストーリー3』がシリーズの最後だとみんな思っていた。しかし、よく見ると3はウッディとアンディの関係が終わっただけで、ウッディについてはまだ語るべきことがあると気付いたんだ。まだまだウッディはいろいろできると分かったときは非常にワクワクしたよ」とコメント。
一方で、同シリーズのファンの1人でもあると前置きした上で、「絶対にこの映画をダメなものにしてはいけないと自分自身にプレッシャーをかけていた。私たちが愛しているキャラクターをなるべくベストに描きたい気持ちがあったからね」と語っており、長年愛され続けるアニメーションの新作を手掛ける重圧もあったようです。
また、今作の新キャラクター、フォーキーについては「捨てられる運命しかないと思っていたが、2つめの目標を見つけたフォーキーは、他のキャラクターの鏡になっている」と言及。「ウッディは、ボニーの家に移って、新しい目標を見つけようとしている。ギャビーギャビーは本当の目的が果たせなくて悩んでいる。ボーはこれまでの生き方、考え方を変えてきた。みんなもう一つの目的を見つけようと葛藤しているんだ。フォーキーは彼らを代表しているといえる」と“物語の鍵”を明かしました。
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