ゴリラ専用のSNS「banuho」に1万頭以上のゴリラ集まる　開発の理由は「Twitterにゴリラが多すぎる」

　人間が作ったゴリラ専用のSNS「banuho（バヌーホ）」が、これまでTwitterを利用していたゴリラたちの間で「ウホ」と話題になっています。

　クリエーターのTakumaN（@TakumaN_me）さんが、「Twitterを利用するゴリラがあまりにも多すぎる」と、人間とゴリラで利用するSNSを分けるべく開発。banuhoは、他のゴリラと「ウホ」と言い合うことで、バナナを1本ずつもらえる画期的なSNSとなっています。

　サイト説明に「人間のご利用はできません」とあるように、ゴリラだけが利用できます。筆者は人間なので絶対うまく使えないと思ってましたが、実際に使ってみると「ウホ」を送るだけというシンプルさがとても快適でした。しっくりくるのは何でウホ。

　リリースから27時間ほどで、なんと1万という数のゴリラがbanuhoに集結。「おじさんゴリラ」から「猫ちゃんゴリラ」「有給休暇をとったゴリラ」「伝説のゴリラ」「Fカップ巨乳女子大生ゴリラ」など、さまざまなゴリラが。なお、オスゴリラかメスゴリラかは分からず、名前の最後は必ず「ゴリラ」が自動で付くようになっています。これは親切。

　主な使い方は、右上のメニューから「ゴリラ一覧」にいき、表示されるゴリラに「ウホ」ボタンを押すだけ。これだけで簡単に「ウホ」メッセージが送れ、同じ相手から「ウホ」が送られてきたら「バナナ資産」が増えます。ちなみに1000本集まると1つレベルアップするとのこと。ウホを送ったゴリラは「ウホ中」から、逆に送ってくれたゴリラは「ウホアー」から見られます。

　ログインはTwitter、Google、Facebookのいずれかのアカウント連携か、メールアドレスでの新規登録から可能です。今どきのゴリラならすぐ利用できるでしょう。

　いまや同SNS上で、“ゴリラの親玉”となったTakumaNさん。事前のアンケートで、知り合いにゴリラがいる人や自身がゴリラの人、また今後ゴリラになる可能性が高い人が多いことが明らかになっていましたが、リリース後の予想以上の反響に「ものすごい勢いでゴリラが群がっているので正直怖いです」と動揺している様子。そしてTwitterでは「ウホ」と喜ぶ声や、まさかのSNSに困惑しつつも「ウホ」とバナナ欲しさに利用するゴリラの声が上がっています。今日もゴリラSNSは平和です。

画像提供：TakumaN（@TakumaN_me）さん