「被害の大きさは、想像を超えていました」 石田ひかり、千葉南部に支援物資を届ける 停電中の暑さに恐怖も(1/2 ページ)
被災地を救う大きな流れになってほしい。
女優の石田ひかりさんが9月11日、台風15号の直撃を受けた千葉県南部に個人で支援物資を届けたことをInstagramで報告。「個人の力はあまりにも小さい それでも、行かないよりはマシかと思って行きました」とその思いをつづっています。
現在も多くの世帯で停電が続く千葉県南部。石田さんは、「個人の力では限界がありますが 居ても立っても居られないので」と飲料や栄養ゼリー、日用品などを買い込んで急きょ安房郡鋸南町に車で向かうことをInstagramで明かすと、その約5時間後には「戻って参りました」と鋸南小学校に支援物資を無事届けたこと報告。「被害の大きさは、想像を超えていました なんと言っても、この暑さです これで停電なんてあり得ない」と被災者に心痛めながら、惨状を呈する街並みの写真を多く投稿しました。
停電中の暑さに恐怖を覚えたという石田さんは、「大きな電源車で向かってもらい、冷風機で体育館を冷やすとか大型バスを居場所にしてもらったりとかなんとかならないものでしょうか」と効果的な対応がなされることを懇願。「赤ちゃん、こどもたち、お年寄り、動物たち、具合の悪い方…気の毒で気の毒でたまりません」と被災者の身を案じた他、「電気が止まるとなにも出来ない 今後は電池式のものを常備しなければ 電気に頼らず暮らす術も身につけなければ」など防災意識の重要性も肌で感じたようでした。
また、世論では千葉県南部の被害状況に関する報道が不十分だとする声が多く、女優の菜々緒さんは「どうして報道されるべきニュースが報道されない…?」とSNSで疑問の声をあげた他、君津市出身でロックバンド「氣志團」の綾小路翔さんからは、「(実家付近の)冠水の状況はどうなったのだろうか。道路事情は? 熱中症などは大丈夫だろうか? 報道も全然されないため、何しろ情報が少ない」という意見も。
綾小路さんはその後、各団体の支援情報を拡散することで地元の救済に貢献しており、その姿にDA PUMPのISSAさん、電撃ネットワークのギュウゾウさん、乙武洋匡さんら多くの芸能人が賛同の声をあげていました。被災地を救う大きな流れになってほしい。
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