コラム

約1700円で穴場アリの京都ぷち観光 2019秋・関西改名駅を巡る散歩旅(後編)(2/3 ページ)

今回は2019年10月に駅名変更した京都府内の駅を順に巡りました。

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龍谷大学と琵琶湖疏水がある「龍谷大前深草駅」

 祇園四条駅から淀屋橋行きの京阪準急に乗ると、約10分で2つ目の名称変更駅「龍谷大前深草駅」に到着します。以前は「深草駅」でした。

 今回は、大阪や京都といった著名な観光拠点名のほかに、大学の最寄り駅に名称変更が多くありました。石橋阪大前駅、鳴尾・武庫川女子大前駅など「従来の駅名+大学名」といった感じです。しかしこの駅は「大学名が先」です。


大学名が前にある「龍谷大前深草駅」。「どちらを先にするか」も、何らかの理由があるのだと思います

 龍谷大前深草駅は1980年(昭和55年)まで深草車庫(車両基地)が運用されていました。2019年現在は通過電車が追い越せる2面4線の待避駅となっています。取材日はダイヤ乱れによって、平日の日中にも関わらず特急の通過待ちをしました。

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ダイヤ乱れにより特急の通過待ちがあった

 龍谷大前深草は、説明するまでもなく龍谷大学深草キャンパスの最寄り駅です。

 駅から5分ほどで龍谷大学に着きます。大学の向かいは公立小学校。子どもと学生の声が混じり合って賑やかでした。周辺は閑静な住宅地です。


龍谷大前深草駅の広告はもちろん龍谷大学だった

龍谷大学の深草キャンパス

 キャンパスの東側に出ると琵琶湖疏水(そすい)があります。琵琶湖疏水は、明治時代に琵琶湖の水を京都へ送るために作られた水路。国の史跡に登録されている観光スポットです。歩道も整備されており、趣深い雰囲気でした。

 なお、龍谷大前深草駅のとなり駅は伏見稲荷大社の最寄り駅である「伏見稲荷駅」なので、伏見稲荷大社と琵琶湖疏水をセットにして訪れてもと良いでしょう。


周辺には琵琶湖疏水が流れる

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