「モトカレマニア」6話、都合のいい展開にツッコませてください！　マコチ（高良健吾）のキャラが定まらない問題はいよいよ深刻に（2/2 ページ）

コメディテイストをもっと

　最も気になったのは、ユリカとキスをした直後のマコチの表情だ。なんか、全然うれしそうじゃなかった。なぜ、あんなに浮かない顔を？

　マコチの告白は翔の存在にハッパをかけられた部分が大きい。つまり、ライバルがマコチの危機感、競争意識に働きかけた。果たして、マコチは本当にユリカのことが好きなのだろうか？

　さらに気になるのは、彼の苗字が変わったという点。マコチは両親の別れ、母親の再婚を経験したばかり。記憶に新しいそれらの出来事から、マコチは復縁に前のめりになれるのか？　ということが引っかかる。元サヤというもの自体、彼の中で抵抗感はないのだろうか？

　ハッピーエンドに見えて、実はあまりハッピーな着地点じゃなかった6話。コメディテイストが強く、今より遥かにカラッとしていた3話辺りまでの空気感が懐かしい……。