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「ミス/ミスターコンテストは一切容認されない」 法政大学が「ミスター法政」について声明を発表

主観に基づいて人を順位付けする行為はダイバーシティの考え方に反するとしています。

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 法政大学は11月29日、「ミス/ミスターコンテスト」についての声明を発表しました。

 12月6日の開催に向けて準備が進められている「ミスター法政コンテスト2019」に対し、大学施設を利用しての興行は一切容認しないとしています。

 法政大学は、学園祭に関する文書の中で「『ミスコン』とは人格を切り離したところで、都合よく規定された『女性像』に基づき、女性の評価を行うものである」という立場を長年にわたり貫いており、ミス/ミスターコンテストの開催を認めていません。

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 加えて2016年には、全学を挙げて多様性の理解と尊重に取り組む「ダイバーシティ宣言」を宣布。「『ミス/ミスターコンテスト』のように主観に基づいて人を順位付けする行為は、『多様な人格への敬意』と相反するもの」と断じています。

 なお、法政大学の発表はあくまで「大学施設を利用しての開催は認めない」とする内容。コンテスト会場の詳細は現段階で公にされておらず(東京23区内とのみ発表)、ミスター法政コンテスト2019運営側は「大学の声明につきましては後日、作成中のホームページにて運営の見解を発表させていただきます」とツイートしています。

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