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日本最大級の文具イベント「文具女子博」 文具好き必見の限定・先行アイテムをレポートします(1/3 ページ)

「文具コミケ」みたいな盛り上がり。

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 12月12日から15日の4日間、新作や限定の文具が数多くそろうイベント「文具女子博」が開催されます。12月11日には、一足早くこのイベントを楽しめる「ブレミアムタイム」を実施。文具ガチ勢のみなさんが集う東京・流通センターの会場をのぞいてきました!


2019年のテーマは「文具浪漫」

日本最大級の文具の祭典

 2017年にスタートした文具女子博は今年で3回目の開催。2020年は、会期を増やし4日間開催され、100以上のブースが軒を連ねます。今回訪れたブレミアムタイムは、イベント開催1日前に、ゆったりと買い物を楽しめる先行イベント。会場前には、たくさんの文具好きがイベント開始を待っていました。


開場前の様子。長い列ができています

開場前の会場。準備が着々と進んでいました

 文具女子博では、いろいろなメーカーの商品を一度に見られるのはもちろん、新作の文具をいち早く見られるのに加え、限定文具がたくさん発売されるのが魅力。プレミアムタイムでも、こうしたアイテムが人気を集めていました。

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人気の特別企画

 プレミアムタイムで特に人気を集めていたのは、デルフォニックスが販売するノート「ロルバーン」。 「幼い頃の思い出のデパート」をテーマにした、新作の「ル ブルトン」シリーズの先行販売・限定品のほか、自分で表紙や中の紙の色を選べる「カスタムメイドワークショップ」に行列ができていました。


ブースNo.84デルフォニックスの限定デザイン。レトロなデパートをイメージした柄がかわいい

人気のカスタムメイドワークショップ。好きな組み合わせでノートが作れます

 こうした、アイテムを自由にカスタムできたり、好きな組み合わせを選べるイベント限定の体験型の企画はどのブースでも人気に。<ぺんてる>が行っていたのは、純喫茶をイメージしたクリームソーダ柄の箱と、好きなペンやポストカードを選べる企画。限定の箱は、落ち着いたカラーと箔押しのレトロなデザインが好評でした。


ブースNo.108ぺんてるの限定ボックス。一番人気は右端のブルーグリーンです

 スケッチブックでおなじみのマルマンは、ルーズリーフバイキングを実施。さまざまな種類のアイテムに加え、ギョーザのレビューを記録できる「餃子ノート」など限定のルーズリーフがそろっていました。また、文具だけでなく、創業100周年を記念した、動物のイラストがかわいいトートバッグやアクリルミラーなどの雑貨もラインアップしています。


ブースNo.83のマルマン。人気企画の「ルーズリーフミニバイキング」

「攻めすぎでは?」と社内でも話題になったという餃子ノート

100周年の限定マスキングテープ。動物がかわいい

限定アイテム

 緑のふちと鮮やかな写真の「ジャポニカ学習帳」のショウワノートは、ジャポニカ学習帳をミニサイズにしたデザインのポチ袋が注目を集めていました。このポチ袋が全種類入ったコンプリートセットを購入すると、好きな写真を挟むと何でもジャポニカ学習帳風になるクリアファイルがもらえます。めちゃくちゃ良い……!


ブースNo.11ショウワノート。ノートをそのままミニサイズにしたポチ袋が目を引きます

ポチ袋のコンプリートセットを買うと貰えるファイル。写真を入れると何でもジャポニカに

 会場では文具をモチーフにしたお菓子も販売されていました。新潟のお菓子屋さん越乃雪本舗大和屋では、インク瓶をモチーフにしたこんぺいとう「文のたね」や、ノート型の飴が入った「あまいおはじき」が限定で登場。レトロなデザインが文具好きの心を捉えていました。

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ブースNo.J越乃雪本舗大和屋。文のたねは味も珍しい

右側のあまいおはじきは文具女子博限定バージョンです

来場者に聞いた「これ、お気に入りです!」

 会場には、買い物袋にお目当ての文房具をぎっしり詰めた人が何人も。そんな方に声をかけて、中でも気に入っているアイテムを聞いてみました。「入場列の2番目に並べました!」という方は、アラビックヤマトでおなじみのヤマトの「文具女子箱」をゲット。こちらは1日3個限定の福箱で、ヤマト製品のシルエットが描かれたオリジナルボックスに、ふせんなどのアイテムが詰まっています。


ブースNo.64ヤマト。文具女子箱は1日3個限定のレアアイテムです

 文具や小物を入れられる箱系のアイテムは会場でも大人気でした。レトロな鳩のイラストがかわいいHIGHTIDE(ハイタイド)の「おどうぐばこ」はカードサイズ。購入した方は「これに名刺をまとめます」とのことでした。


ブースNo.87HIGHTIDE。ゆるいデザインのアイテムが豊富です

 <マークス>の限定カラーのシステム手帳リフィルを手にした方は「ミントカラーが出ると聞いてこのために来ました」と満足げ。ミントグリーンは、最近文具でも人気のカラーです。


ブースNo.5マークス。システム手帳用のリフィルは限定のミントカラーが登場

 消しゴムはんこ作りを趣味にしているという方はシヤチハタの先行販売のインクバッドを購入。「色も落ち着いていてかわいいし。スポンジが固めなので印影がきれいに出そう」と購入を決めたそうです。実際に製品を試すチャンスがあるのも、こうしたイベントならではです。


ブースNo.73シヤチハタ。意外にもアート用インクパッドは初めてのリリースだそう

 やはり人気だったのは、イベント限定のカスタム企画。ロルバーンの「カスタムメイドワークショップ」では、5種類から選べる表紙の中でもピンク色がかわいい「プリンアラモード」の柄が人気でした。また、ナカバヤシでは、レトロな「ロジカルノート」のカスタムを実施。リングの色など細かい部分を選んでお気に入りを作れるところが文具好きのツボに刺さったようです。

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ロルバーンのカスタムノートはガーリーなプリンアラモード柄が人気

ブースNo.66ナカバヤシのノート。レトロなデザインが新鮮

 オールドリスタのトートは、文具女子博に出展している人気文具メーカーとコラボしたアイテム。昨年好評だったデザインに加え、新たなデザインもラインアップされていました。ぺんてるのキャラクター「ぺぺ」「ルル」のトートを選んだという方は、「このデザインが出ているのを会場で知って、すぐ購入を決めました!」とのこと。フエキ糊のどうぶつデザインなど、文具のグッズは近年急激に増えてきたアイテム。文具好きとしては、文具だけでなく、こうしたグッズも集めたくなります。


オールドリスタのブースは「文具横丁」に。シンプルなデザインが魅力的

前売り券は完売

 「文具女子博2019」の前売り券はすでに完売。会場で当日券(650円/税込)を購入することで入場ができます。シールやマスキングテープなど、かわいいデザインの文具が多めの文具女子博ですが、新商品が見られる消費者向けの展示即売会は少ないので、文具好きの方は女子、男子問わずチェックしたいイベントです。


「文具横丁」ではシールがもらえるミニゲームも

各メーカーとコラボしたミニチュアノートは、ランダム方式。運試しに購入する人が多数見られました

◯文具女子博2019

日程:12月12日〜15日

開催時間:10時〜17時、15日のみ16時まで(最終入場16時、15日は15時)

会場:東京流通センター 第1展示場

入場料:650円

公式サイト:https://bungujoshi.com/

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