ニュース

森永卓郎が選ぶ~年末総決算“アウト”アワード2019 部門別“アウトの人”は?

2019年、悪い意味で注目を集めた人、アウトだった人もいる。

advertisement

「垣花正 あなたとハッピー!」(12月11日放送)に経済アナリストの森永卓郎が出演。2019年活躍した人、活躍が裏目に出た人、話題になった人、悪い意味で注目を集めた人、アウトだった人もたくさんいる。ここでは森永卓郎が今年、最もアウトだった人をジャンル別に選出する。


新元号を発表する菅義偉官房長官=2019年4月1日午前、首相官邸 写真提供:産経新聞社

政治部門での“アウト”は菅義偉官房長官

政治部門のアウト大賞は、菅義偉官房長官です。菅さんは天国から地獄に落ちました。天国は「令和」という額縁を出したときで、令和おじさんとして大人気でした。小泉進次郎さんが結婚を真っ先に報告したのは、菅官房長官でした。当時、進次郎さんは自民党の役職に就いていたので、上司は二階さんでしたが、二階さんではなく菅さんのところに行きました。「次期総理は菅義偉で決まった」と取ったのでしょう。


自民党・小泉進次郎と滝川クリステルが結婚&妊娠を公表  写真提供:産経新聞社

人気の「令和おじさん」から地獄へ

その後、不幸が続きます。菅原経産大臣や河井法務大臣が、次々に辞任しました。頼みの綱である環境大臣の小泉さんも、環境問題の「セクシー発言」で失速しました。菅さんご本人というより、周りが足を引っ張っている状況です。

advertisement

「桜を見る会」で安倍晋三首相、昭恵夫人と記念撮影する招かれた人たち=2019年4月13日午前、東京・新宿御苑 写真提供:産経新聞社

「桜を見る会」では安倍総理に代わって矢面に

そして、最後が安倍総理です。「桜を見る会」の現場で菅さんは大人気だったのですが、国会で散々追及を受けて、菅さんが「私が最終責任者です」と言ったので、本当は安倍総理なのに答弁ができません。「桜を見る会」の追及は、安倍総理への追及のように見えますが、矢面に立って苦し紛れに答弁を続けているのは菅官房長官です。菅官房長官は、いままでは役人の助言を一切聞かずに答弁をして来たのに、答弁に窮して囁き女将のような役を受けざるを得なくなりました。ストーンと落ちてしまいましたね。


ヤフーのZOZO買収で記者会見し、ポーズをとる(左から)ヤフーの川辺健太郎社長、ZOZOの沢田宏太郎社長、前沢友作前社長=2019年9月12日午後、東京都内 写真提供:共同通信社

社会部門での“アウト”はZOZOTOWN元社長・前澤友作氏

前澤友作さんの選考理由は、品がないからです。金持ちをひけらかして、100万円を1億円分プレゼントするとか。先日は預金通帳を公開して、1000億円を超えるとコンマがなくなるなどと言っています。そんな情報に何の意味があるのでしょうか? 剛力彩芽さんをあれだけ振り回しておいて、1000億円も持っているのであれば、手切れ金を100億円くらい払えばいいではないですか。剛力彩芽さんは前澤社長と付き合ったせいで、レギュラー番組、CMを失い損害が出ています。彼女は損害賠償の「そ」の字も出さずに、「私の気持ちは少しは残っている」と番組で言ったそうです。そこまで心を弄んでおいて、ふざけるんじゃないよと。この怒りの98%は嫉妬ですが(笑)。


【沢尻エリカ容疑者逮捕】湾岸署に入る沢尻エリカ容疑者を乗せたとみられる車=2019年11月16日 東京湾岸警察署 写真提供:産経新聞社

芸能界部門の“アウト”は沢尻エリカさん

史上最大のバカだと思います。事件によって、NHKの大河ドラマが撮り直しになりました。損害賠償請求がNHKだけでなく、CMなどからも出ています。損害賠償請求をすべて合わせると、史上最高額の20億円と言われています。そうなると、事務所の取り分以外の半分は沢尻さんの支払いとなりますから、10億円を払わないといけません。一生を棒に振っただけでなく、自分の周りの友達、あるいは取引先を道連れにしました。10億円払わなければいけないとわかっていたら、MDMAを吸うのとどちらがいいかという話です。弁護士の戦略は検査が陰性だったので、使用を否定するということだと思います。そうすると、彼女は依存症で「病気の部分もあったから」と同情している人たちすら、敵に回すことになります。今後、沢尻さんは悪女役で仕事をするしかないでしょう。「悪女エリカ」に改名した方がいいですね。

垣花正 あなたとハッピー!

FM93AM1242 ニッポン放送 月-金 8:00-11:30

radikoのタイムフリーを聴く

Copyright Nippon Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 刺しゅう糸を20時間編んで、完成したのは…… ふんわり繊細な“芸術品”へ「ときめきやばい」「美しすぎる!」
  2. 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」【大谷翔平激動の2024年 現地では「プレー以外のふるまい」も話題に】
  3. 友達が描いた“すっぴんで麺啜ってる私の油絵"が1000万表示 普段とのギャップに「全力の悪意と全力の愛情を感じる」
  4. 後輩が入手した50円玉→よく見ると…… “衝撃価値”の不良品硬貨が1000万表示 「コインショップへ持っていけ!」
  5. 毛糸6色を使って、編んでいくと…… 初心者でも超簡単にできる“おしゃれアイテム”が「とっても可愛い」「どっぷりハマってしまいました」
  6. 「これは家宝級」 リサイクルショップで買った3000円家具→“まさかの企業”が作っていた「幻の品」で大仰天
  7. 「人のような寝方……」 “猫とは思えぬ姿”で和室に寝っ転がる姿が377万表示の人気 「見ろのヴィーナス」
  8. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  9. 余りがちなクリアファイルをリメイクしたら…… 暮らしや旅先で必ず役に立つアイテムに大変身「目からウロコ」「使いやすそう!」
  10. 山奥で数十年放置された“コケと泥だらけ”の水槽→丹念に掃除したら…… スッキリよみがえった姿に「いや〜凄い凄い」と210万再生