インタビュー

「オオカミちゃん」新シリーズ1の“モテ女”Hina、今のスタイル確立した小室哲哉との出会いから「FAKY」5人でかなえたい夢

前の所属グループの解散は「何をして生きていけばいいか分からない状況でした」(Hina)。

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 10~20代を中心に人気を集めているAbemaTVの恋愛リアリティーショー「オオカミ」シリーズ。その第7弾となる「月とオオカミちゃんには騙されない」が1月5日からスタートしています。

 「月とオオカミちゃんには騙されない」は、11人の男女がデートや共同作業を通して恋の駆け引きを繰り返し、本気の恋に落ちていくまでを追いかける恋愛リアリティーショー。女子の中に最低1人、恋をしているフリをし、甘い誘惑やうそで惑わす “オオカミちゃん”が紛れ込んでいるというのが、最大の特徴です。


新シリーズの「月とオオカミちゃんには騙されない」(C)AbemaTV

 女性が6人に増え、シリーズ史上最多メンバーとなった同作の中でも特に人気を集めているのが、ガールズ・ユニオン「FAKY」で活躍しているHinaさん。第1話配信から、モデルの岸本ルークさん、アーティストのNovel Coreさん、俳優の岡田翔大郎さんと3人の男性からの恋の矢印を集めており、ネットでも「圧倒的Hinaちゃん推し」「顔がタイプすぎる」と圧倒的な人気を誇っています。

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(C)AbemaTV

 クールビューティーなビジュアルが注目を集め、新シリーズ1の“モテ女”となったHinaさんですが、その素顔は、落ち着いた雰囲気を持ちつつも、インタビューでは終始無邪気な笑顔を見せるかわいらしい一面も。「オオカミちゃん」メンバーへの印象や、目標を失いかけたというFAKY加入前の葛藤を語ってくれました。

――「オオカミちゃん」新シリーズが始まりましたね。シリーズ自体はもともとご存じでしたか?

Hina 知っていました! 2019年7月に配信された第6弾の「オオカミちゃんには騙されない」は、モデルのミチちゃんをもともと知っていたのと、「INTERSECTION」のミッチェル和馬くんも事務所が一緒だったので見ていました。

 これまで「テラスハウス」や「あいのり」なども見ていましたが、「オオカミ」シリーズはこれまでの恋愛リアリティーショーとは違い、オオカミが潜んでいるからこそ生まれる駆け引きなどが以前から面白いなと思って拝見させていただいていました。

――ご自身が出演されると決まった際はどんな心境でしたか?

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Hina 最初は不安な気持ちが大きかったですが、もともと見ていて、すごく好きな番組だったのでうれしかったです。ずっとグループでの活動やライブがメインだったので、こういうレギュラー番組に出演させていただくこと自体が初めてですし、楽しみでした。

――1話配信から3人の男性のハートをつかみ早速話題になっていましたね。出演されてから1週間ほどでSNSのフォロワー総数が15万人を突破するなど反響もすごかったのでは?

Hina ファーストインプレッションで赤いブレスレットをいただけたのは本当にありがたいです。反響があるものだとは分かっていたのですが、想像の倍以上だったので、自分が一番びっくりしています……!

――メンバー同士の仲はどうですか?

Hina 前回のメンバーもすごく仲が良いということで話題になっていたので、本当にそこまで仲良くなれるのか最初は心配でしたが、一緒に過ごす時間が長くなるにつれてすごく仲良くなりました。なので、会っていない期間はすごく寂しいです。

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 男子メンバーの中だと、Novel Coreくんは同じアーティスト同士なので、「歌詞どうやって書いてる?」とか「ライブ前って緊張する?」など、仕事の話ができたりするのでよく話しますね。

 女子メンバーの中だと、モデルの莉子とは最年少(17歳)と最年長(Hinaさんは女子メンバーで最年長の22歳)ということもあり、妹みたいです。本当に人なつっこくて、初対面の時から「お姉ちゃんっ」みたいな感じでくっついてきてくれるので、かわいくて……。実際、私に莉子と同じ年くらいの弟がいるので、年齢的にも本当に妹みたいですね。

 モデルの岡本莉音ちゃんは18歳なんですが、年代の割にすごく大人っぽいので、恋愛の話はもちろん、お仕事のお話もたくさんしています。

 テニスプレイヤーの堀江亨くんや女優の大原梓ちゃん、加藤ナナちゃんなど、普段一緒にお仕事する機会がない同年代の方たちと仲良くなれるというのはすごく刺激になるのでみんなと一緒に過ごす時間はとてもうれしいです。

――全員の恋愛も気になるところですが、Hinaさん自身は好きな人に自分からアプローチできるタイプですか?

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Hina うーん、どうですかね。(困りながら)好きな人ができたら分かりやすいタイプではある……はず……だと思います(笑)。

 今は、最初にブレスレットをいただいた3人とちゃんと話したいなという気持ちがありますね。

――まだ始まったばかりで、番組はこれからさらに盛り上がりを見せていくと思いますが、この「オオカミちゃん」シリーズへの出演は今後のHinaさんにどう関わってくると思いますか?

Hina 「オオカミちゃん」シリーズへの出演は、私の人生の中ですごく大きなターニングポイントになると思っています。番組を通して、私やFAKYを初めて知ってくださった方も今まで以上に増えたと思うので、これを機に、グループの活動や私自身の新しい挑戦を見てもらえるチャンスだと思っています。

――確かにHinaさんだけでなく、FAKYにもスポットが当たっていますね。もともとダンス&ボーカルが夢だったのでしょうか?

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Hina もともとは、モデルや女優が夢でした。「avex GIRLʼS VOCAL AUDITION」に合格してから、練習生のような形でレッスンをしながらオーディションを受けていたのですが、小室哲哉さんプロデュースの5人組ガールズグループ「Def Will」にお声掛けいただき、グループの活動を行っていく中で、メンバーと一緒に大きくなっていきたいという気持ちが大きくなり、私の一番の目標になりました。

 このヘアスタイルは、初めてアーティスト写真を撮影するときに、小室さんが「どうしてもHinaの前髪を切りたい」と言って、その場で切ったんです。

 それまでは茶髪で前髪も長くて分けていたので、最初は切るか悩んだのですが、小室さんを信じていましたし、リスペクトしていたので、その言葉に全てを託して思い切りました。それからは、私のトレードマークになったかなと思うので、本当に小室さんはすごい方ですね。


Hinaさんのトレードマークとなった黒髪ぱっつん

――そんな中、前に所属していたグループが2018年7月に解散となってしまいましたね。当時の心境はいかがでしたか?

Hina 小室さんが2018年1月に引退発表したことを受けて「私たちは今後どうなるんだろう」という不安な思いでいっぱいでした。

 それから解散決定までは、グループを続けるか、解散するかたくさん話し合いを重ねていましたが、あの期間はほんとうに何もかもが分からなくなっていました。

 私はグループのデビューが決まって東京に来ていましたし、大学に行ったりバイトをしたりもしていなくて、生活の中心がグループの活動だったので、何をして生きていけばいいか分からない状況でした。なので、その期間はすごく落ち込みましたし、いろいろ考える時間でもありました。この先もずっと忘れられないと思います。

――その期間を経て、Hinaさんの気持ちはどう変化しましたか?

Hina ダンス&ボーカルを諦めて、もともと自分がやりたかった演技の方向に進むか、ダンス&ボーカルを続けるかすごく悩みました。けれど、自分の中でダンス&ボーカルでちゃんと成功したいという思いがあったので、歌とダンスを続けることを決意しました。

 そんな時に、ちょうど前のグループの先輩でもあるFAKYのメンバーが1人卒業するので新しいメンバーのオーディションにお声掛けいただきました。FAKYのライブにも行ったことがあり、すごくかっこいいなと憧れていたグループだったので、オーディションに参加させていただいて、2018年12月に新メンバーとして正式に加入しました。

――かなり雰囲気が変わったのでは?

Hina すごく雰囲気が変わりました! 踊る量や曲のジャンルも違いますし、ダンス&ボーカルをやっていたとはいえ、海外のライブを行うなど初めての挑戦がすごくたくさんありました。

 加入した当初は、やったことのないことだらけで、不安や心配、緊張が大きかったのですが、この1年でいろいろな活動を行っていく中で、FAKYとしての活動に慣れてきてやっと楽しめるようになってきました。自分から発信していけるようにもなったので、1年前よりもたくさんのものを吸収できたなと思います。


FAKYのMikakoさん、Takiさん、Akinaさん、Hinaさん、Lil’ Fangさん

――ガールズパワーをテーマに、倖田來未さんらともタッグしたダンスシングル3部作「GIRLS GOTTA LIVE」「ANTIDOTE」「NEW AGE」を発売し、FAKYの活動もパワフルですね。お気に入りの楽曲はありますか?

Hina 全部すごく気に入っていますが、私は特にアーティストのAwichさんが歌詞を書いてくださった「ANTIDOTE」が好きです。「GIRLS GOTTA LIVE」や「NEW AGE」は、みんなが憧れる強くてキラキラしていてエナジーあふれる女性像を歌った曲なのですが、「ANTIDOTE」は唯一、自分の内側にある“弱い部分”を歌っているんです。みんながそういった側面を持っているけど強いふりをして出さない部分をあえて歌っていて、自分と重なるところがありました。

 素の気持ちに近い歌だったので、気持ちが入りやすく、とても気に入っています。

FAKY / ANTIDOTE

3作目の「NEW AGE」は倖田來未さんが作詞提供

――Hinaさんの“弱い部分”というのはどこなのでしょう?

Hina すごくたくさんあります! もともとすごく考え込むタイプなので、悩み事があると無意識にずっと考えてしまうことが多いです。

 そうなったときは、無理やり元気になろうとか気合を入れようとするよりも、とことん悩んで、考える。そうすると、「これ以上考えても仕方ないな」という領域に到達するので、そこからは自然と開けてきます。そうなるまではひたすら悩みます。

――FAKYに加入する前もたくさん悩まれていたようですし、加入してからもいろいろな葛藤を乗り越えてきたんですね。今後の目標などはありますか?

Hina FAKYとしての目標は、5人でワンマンライブをやったことがないので、4人だったころよりも大きな会場でやりたいです。

 あとは、全国ツアーをまだやったことがないので、やりたいですね。オオカミちゃんで初めてFAKYを知ってくださった方も多いと思うので、そういう方たちに私たちが会いに行けるよう、今年は頑張りたいです。

 個人としては、もともと興味があった演技に力を入れてみたいです。これまではFAKYとしての活動をメインに頑張っていたのでなかなか挑戦する機会がなかったのですが、今年は演技も頑張ってみたいなと。楽曲と同じように、形に残るものは自分にとってすごく財産になると思うんです。

 あとは、FAKYは海外出身のメンバーもいるので、英語をもう少し上達させたいと思います。

――ありがとうございます。オオカミちゃんもさらに盛り上がりを見せていくと思いますが、最後に、出演者インタビューで話されていた“忘れていた何か”は取り戻せそうですか?

Hina あはは(笑)。取り戻せそうです!(笑)

 高校を卒業してすぐ芸能の世界に飛び込んでから周りに女の子しかいない環境だったので、男女で共同作業をするというのが高校生ぶりなんですよね。なので今、「青春してるな~!」と思います(笑)。すごく甘酸っぱいです。

(撮影:こた

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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。

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