駐車場を埋め尽くす“白い点”の正体は…… アクアマリンふくしまで撮影された大量のウミネコが圧巻
行列のできる駐車場。
福島県いわき市にある水族館「アクアマリンふくしま」の駐車場にて、大雨から逃れてきた驚くほど大量のウミネコが目撃されました。
ウミネコは“ネコのような鳴き声からその名前が付けられた”といわれるカモメの仲間で、日本の海岸や河口でよくその姿を見かける海鳥です。
天候が悪く大雨が降っていたとある日、アクアマリンふくしまのスタッフさんがふと駐車場を見ると、大量のウミネコが停泊していたとか。右を見ても左を見ても見渡す限りのウミネコ、ウミネコ、ウミネコ……一体何羽いるのか、想像もつきません。
スタッフさんによると「波が高く風が強い時にウミネコが集まるのはたびたびみられるが、あれだけの数が集まるのをみたのは初めて」とのこと。もしやウミネコたちの間で「海が荒れているときはここにいれば安心だよ!」という口コミが広がったのでしょうか……!?
なおアクアマリンふくしまではタイミングが良ければ野生のウミネコを観察することができますが、館内ではウミネコの飼育を行っていないそうです。ただしウミネコと同じく海に生息する鳥である、「エトピリカ」と「ウミガラス」の飼育、展示を行っています。
中でもインパクト大な顔と飾り毛が特徴のエトピリカは、日本国内では北海道の限られた地域だけに生息する海鳥です。
館内では2019年7月に孵化した、やや黒っぽいオレンジ色のくちばしや親より一回り小さい体、胸のあたりのグレーの羽毛など、親エトピリカと違う特徴がある子どもエトピリカも飼育、展示されています。これらの特徴は2020年の夏頃まで見られるそうなので、気になる人はチェックしてみると良いかもしれません。
アクアマリンふくしまのTwitter(@aquamarinestaff)には飼育している生き物たちやイベントの情報、ちょっとした裏話などが投稿されています。魚たちはもちろん、もふもふした生き物たちの写真や動画もお見逃しなく。
画像提供:アクアマリンふくしま
(三日月 影狼)
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