「おそ松さん」六つ子イメージの本格紅茶が飲める！　コラボ紅茶店「銀色猫喫茶室」に行ってきた（1/2 ページ）

　人気コンテンツとお茶専門店がコラボし、オリジナルメニューを提供する「銀色猫喫茶室」銀座本店が2月16日にオープンしました。コラボレーションティーやティーカクテルが登場するカフェ。オープニングコラボタイトルは『艶漢』（新書館）と「おそ松さん」です。オープン直前の14日に開催されたプレス内覧会に参加した様子をレポートします！

「楽しい！」を感じられるお茶

　「銀色猫喫茶室」は、インド・中国・日本をはじめ、さまざまな国や地域から厳選された茶葉を取り扱うお茶専門の新ブランド。ブランドコンセプトは「毎日のティータイムを、スペシャルな日の一瞬を、もっともっと楽しく過ごしてもらいたい！」といいます。

　押し出されているのは人気コンテンツとのコラボレーションで作られたブレンドティー。ブレンドされた茶葉そのものの見た目はもちろん、味や香りもこだわられており、お茶を楽しむことでキャラクターの魅力にもう一度出会えるような体験ができます。実は先んじてアニメコラボレーション香水ブランド「primaniacs」を展開しており、そこで培ったキャラクターと香りの演出のノウハウを生かしています。

　店舗は銀座マロニエ通りに面したビルの8階。JR有楽町駅からも迷わず真っ直ぐたどり着けます。白壁にエレガンススタイルの家具で統一された店内は銀座の街にマッチした上品な佇まい。座席数は30席です。カウンター席はなく、2人掛けの丸テーブルと4人掛けの角テーブルがあります。

六つ子らしさ全開な「おそ松さん」コラボ

　オープンからスタートしているのがアニメ「おそ松さん」とコラボレーションしたブレンドティー販売。缶パッケージはティーバッグ7個入り1800円、レターパッケージはティーバッグ5個入り1250円です。現在は茶葉のみの販売で、今後ティーサロンでの提供も予定されています。

　「おそ松さん」といえば六つ子それぞれが持つカラーが特徴ですが、なんとコラボティーではお茶のフレーバーだけでなく、茶葉の色まで六つ子カラーなのです。こういう細かいこだわりがファンとしてはめちゃくちゃうれしい～！　ティーバッグの中の茶葉にも注目です。

　「おそ松」はほうじ茶、ジンジャー、シナモン、アップルフレーバーのブレンドです。りんごの軽やかな酸味に、ほのかなスパイスが漂います。ほっこり温まるジンジャーと素朴なほうじ茶の香りは休日のくつろぎに最適。つい「働きたくないなぁ……」と呟いてしまいそうなブレンドティーです。

　「カラ松」はジャスミン茶、矢車菊、ペパーミント、ベルガモットフレーバー、ライムフレーバーのブレンドです。ジャスミン茶に天然のベルガモットフレーバーを加えた、華やかなアールグレイティー。ライムとミントが合わさってクールな印象はかっこつけたいカラ松にぴったり。矢車菊のブルーがきまってギルティーなブレンドティーです。

　「チョロ松」はグリーティー、レモンマートル、レモングラス、ペパーミント、レモンフレーバーのブレンドです。真面目ぶってる風をかもしだす、ほのかな渋みの上質な緑茶。レモンの酸味はキレのあるチョロ松のツッコミをほうふつとします。堅実な緑茶の味の奥にライジングを感じる、自意識の高いブレンドティーです。

　「一松」はキームン紅茶、ウスベニアオイ、矢車菊、カカオフレーバーのブレンドです。じんわりと深みの広がる、穏やかな口当たりのキームンティー。一松カラーの紫色はウスベニアオイで表現しました。ほろ苦いカカオフレーバーの紅茶はたっぷりのミルクで、月の光の降る眠れぬ夜にそっと寄り添うような癒されるブレンドティーです。

　「十四松」はドライマンゴー、ドライパイナップル、ドライアップル、ベニバナ、パッションフルーツフレーバー、パイナップルフレーバー、ココナッツフレーバーのブレンドです。ごろごろと入ったジューシーなマンゴーの甘酸っぱさは、天真爛漫な笑顔のよう。弾けるフレッシュさとみずみずしい果実が元気いっぱいのブレンドティーです。

　「トド松」はドライパパイヤ、ドライマンゴー、ドライストロベリー、ボゴシャンレーズン、ハイビスカス、ローズ、ピーチフレーバーのブレンドです。愛らしいパパイヤとストロベリーがキュートな味わい。そこに重なるピーチフレーバーは恋が始まりそうで始まらない、そんな希望の星トド松らしい香り。茶葉だけでなく、溶け出すお茶もピンク色であざとさマックス！　なブレンドティーです。