スポーツジム、新型コロナ対応で臨時休業や一部サービス休止 業界団体はガイドライン作成
臨時休業するジムや、レッスンなどの休止や制限で対応するジムも。
フィットネス業界団体「日本フィットネス産業協会(FIA)」は3月3日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、スポーツジムなどの施設営業のガイドラインを行政と連携して策定し、公開しました。
スポーツジムでの感染事例が報告され、また安倍首相から「換気が悪く、密集した場所や不特定多数の人が接触する恐れの高い環境」として利用自粛の呼びかけがあったことを受け、FIAでは「フィットネス関連施設に感染者を入れない、新たな感染を生まないため」ガイドラインを策定。
ガイドラインには、体調不良者の来館自粛の呼びかけ、未成年者向けの教室の休講、トレーニングマシンに設置した汗拭き雑巾の撤去といった対策が掲載されています。また集団型のレッスンはしばらく控えるほうが望ましいなどの記載も見られます。
「現況のような状況下ではありますが、営業活動を休館することによる経済状況の悪化は避けたいというのは、業界各社共通の願いであることは言うまでもありません。 しかし、一方で、一施設でも、対応の不備による事態の悪化が発覚した場合には、業界全体への自粛要請される可能性は十分にあります。 運動施設を提供されるすべての事業者の皆様には、どうか万全の体制の運営を心掛けていただきますよう、切にお願い申し上げます」(FIA会長)
休業の動きも
スポーツジムでは既に休業や営業変更が発表されており、セントラルスポーツは3月3日から10日まで、カーブスは8日から15日まで臨時休業。ゴールドジム、ティップネス、コナミスポーツはレッスンなどの休止や制限で対応しています(コナミスポーツは北海道内施設を臨時休館)。FASTGYM24は利用を控えたい会員向けに特別休会を受け付けるとしています。
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