新型コロナウイルスの影響で「フリーランス悲鳴」がTwitterトレンドに フリーランスの社会保障について意見が交わされる(1/2 ページ)
「補償」の難しさが課題になっています。
新型コロナウイルスの影響で、予定していた仕事が飛んでしまい、収入が無くなってしまったという人も多いフリーランス(個人事業主・小規模事業経営者)。Twitterでは「フリーランス悲鳴」が、3月5日11時30分現在のトレンドワードに上がっています。
この「フリーランス悲鳴」は、朝日新聞が同日に公開した「休業へ助成なし、フリーランス悲鳴 多様な働き方推進、政権の姿勢と矛盾 新型コロナ」「『演奏できず、収入ゼロ』新型コロナでフリーランス悲鳴」の2本の記事タイトルが話題になったもの。
Twitterでは、記事を引用したツイートや、ハッシュタグ「#フリーランス悲鳴」で、フリーランスで働く人の声や、記事を読んだ人の意見が多数投稿されています。
ハッシュタグでは「今月決定していた9割の仕事が消滅した」「コロナで収入は10分の1」といったフリーランスの実情がつづられているほか、「基本全てが自己責任」「様々な国民のリスクを救い上げることは国の仕事の1つ」といったフリーランスの働き方に対するさまざまな意見が上がっています。
厚生労働省が3月2日に発表した小中高休校に伴う休業補償は、企業を対象にしたもので、フリーランスは対象外に。
有志のフリーランスなどで構成される非営利団体・プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会は、「フリーランスにも支援が必要だということは政府も認識してくれていています」と引き続き政府と協議を続けるとし、「所得補償という形ではありませんが、個人事業主も利用できる様々な支援策で既に発表されているものもあります。ぜひ確認してみてください」と呼び掛けています。
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