「アイスの実 濃いぶどう」と本物のぶどうをぶどうガチ勢がレビューしてみた
「アイスの実 濃いぶどう」があまりにもぶどうだった件。
ぶどうっておいしいですよね~~!
申し遅れました。ライターの少年Bです。ぶどうが好きすぎるわたしはここ7年ほど年4回以上のペースでぶどう狩りに通ったり、21種類のぶどうを食べ比べた同人誌を出すなどのぶどう活動を行っています。ぶどう愛には自信あり!
ところで、そんなわたしに負けないくらいぶどう愛がつまったアイスがあるといううわさを聞きました。それがこちらの「アイスの実 濃いぶどう」!
「アイスの実」といえば1986年発売のロングセラー商品。まあるい形のアイスといえば、まず「アイスの実」を想像する方が多いのではないでしょうか。これはわたしも最近知ったことなのですが、実は「アイスの実」って季節によって果汁の比率やぶどうの品種を変えているんです。
春は果汁を80%使用した甘さと後口の酸味のバランスの良いおいしさ。夏は旬の巨峰果汁を55%使用した素材の味わいを爽やかに楽しめるおいしさ。秋は果汁を80%使用したねっとり濃厚な食感があるおいしさを季節の嗜好に合わせてを提供しています。2019年冬は品種を大胆に切り替えて<濃いマスカット>を発売!
どうです、季節に合わせて常に「一番おいしいぶどうの味」を届けたいというこのこだわり。グリコさん、ぶどう愛にあふれすぎでは……! 今回はこの「ぶどう愛にあふれすぎたアイス」である「アイスの実 濃いぶどう」を本物のぶどうと食べ比べてみます!
この時期のおすすめぶどうは?
いまの時期(4月)は日本ではぶどうのシーズンではないため、チリやアメリカからの輸入ぶどうがメインになっています。国産のぶどうはだいたい6月ごろからハウス栽培のものが出回り始め、9月にピークを迎え、12月ごろまで出荷が続きます。それ以外の時期は海外からの輸入ぶどうがメインになりますが、スチューベンなどの一部の品種は冷蔵保存されたものが年明け~2月ごろまでスーパーで販売されています。
今回は今の時期手に入る輸入ぶどうの中から、おすすめのぶどうをわたしの独断と偏見で3つセレクトしてみました。どれもわたしの大好きなおいしいぶどうですよ!
トムソン・シードレス
アメリカやチリから輸入される海外のぶどう。あっさりした甘さがあり、種もなく皮ごと食べられるのが特徴です。生食以外に加工用としても使われ、レーズンの原料として有名な「サルタナ種」はこの品種と同じものなんですよ。
レッドグローブ
主にアメリカ・カリフォルニアやチリで生産されていて、冬場に多く出回る、赤くて大きなぶどうです。特徴はなんと言っても粒の大きさ。小粒な品種が多いこの時期、巨峰と同じくらいの大きさがあります。皮ごと食べられるとてもおいしいぶどうですが、種があります。
スチューベン
冬~春にかけて食べられる、数少ない国産の紫ぶどう。主に青森県で生産されています。本来の旬は9~10月ですが、長期保存に耐えることができるため、冷蔵保存されてほかの国産ぶどうの出回らない冬期間に出荷されることが多い品種です。小粒で種があり、皮も食べられませんが、きわめて糖度が高く甘味が強いのが特徴。出回る季節はだいたい2月ごろまでのことが多いですが、今回は運よくGETすることができました!
「アイスの実 濃いぶどう」(春バージョン)
そして「アイスの実 濃いぶどう」。年中出回る冷たくておいしいぶどう味のアイスです。種もなければ皮もなく、口に入れるととろける口どけが特徴。 特にこの春の時期は完熟ぶどうをブレンドした、甘さと後味に残る酸味のバランスのよさが絶妙です。
おすすめぶどうの特徴は?
たまたまトムソン・シードレスが緑、レッドグローブが赤、スチューベンが紫と、3つの色が揃いました。色の違いは「アントシアニン」という色素の多さと種類によって変わってきます。日本では「ぶどう=紫色」のイメージが強いですが、これは「巨峰」のイメージが強いからかもしれません。
最近のぶどうのトレンドは「種なし」「皮ごと」「大粒」です。これは最近大人気の緑ぶどう「シャインマスカット」の影響が大きいのですが、海外のぶどうはこの条件を2つ以上満たすものが多く、手軽に食べることができます。味わいで比べると海外のぶどうは比較的あっさりした味のぶどうが多く、「濃い甘さ」を求めるなら、国産のスチューベンに軍配が上がります。種はあるし、小粒で皮も食べられないぶどうですが、かなり甘味が強く濃厚な味が楽しめる品種です。
このように品種によって、特徴に大きく差があるのがぶどうの世界。いろんな品種を食べ比べてみるときっとお気に入りのぶどうが見つかるはずです!
「アイスの実 濃いぶどう」の実力は?
今回はこの3種のぶどうと「アイスの実 濃いぶどう」を徹底比較していきますよ~!
4種類のぶどうを食べ比べてみましたが、結果をグラフにまとめるとこうなります。これを踏まえて特徴的なものについて解説します。
粒の大きさ
まずは粒の大きさを比べてみましょう。わたしたちが一般的に目にする「巨峰」でだいたい10~12gくらいの大きさになります。この時期のぶどうで最大級の大きさを誇る、レッドグローブの10gにはさすがにかなわないものの、8gとなかなか健闘しています。続いてトムソン・シードレスの7g、スチューベンの5gと続きます。
皮
次に皮について。皮ごと食べられるのが最近のトレンド……と書きましたが、「アイスの実 濃いぶどう」はもちろんそのまま食べることができます。しかも、外側の部分は「グレーズ」と呼ばれる薄い氷のコーティングがされており、内側との食感の違いも楽しめます。
日持ち
海外のぶどうは日持ちする品種が多く、冷蔵庫に入れておけば10日~2週間程度は持つ場合も多いのですが、「アイスの実 濃いぶどう」は賞味期限がありません。あまりにも圧倒的な日持ち……!
ちなみに、生のぶどうは軸を残して房から外すことで保存できる期間が延びます。食べきれない場合はぜひ試してみてください。冷凍もおすすめです。
ひと房の大きさ
グラフにはない項目についても見ていきましょう。ひと房の大きさはどうでしょうか。海外のぶどうは房の大きさに関係なく、グラム数で販売していることが多く、1パックの中に大小さまざまな房がいくつも入っている場合があります。
巨峰の場合、ひと房でだいたい35粒前後になることが多いのですが、「アイスの実 濃いぶどう」をそれだけ集めるとこうなります。
まさにぶどう……! 「こういう品種なんだ」と言われたら信じてしまいそうなリアルさです……! おっと、溶けてしまう前にさっそくいただいてみましょう。 さすがにこれだけあると食べるのにも時間がかかりますね。あれ……? 食べているうちにどんどんジューシーになっているような……?
「アイスの実 濃いぶどう」でだけ楽しめる食べ方!
実はこれ、公式におすすめされている「7分アイスの実」。室温や湿度によっても多少時間は変わりますが、中の「ジェラート」の部分が溶けて、絶妙なジューシーさを味わえるのが冷凍庫から出して7分後の黄金タイムなのです! これはぜひとも試していただきたい味わいですよ~!
生のぶどうもめちゃめちゃおいしいんですが、食べはじめと食べ終わりで食感が変わってくるのは「アイスの実 濃いぶどう」ならではの特徴。まさかこんなにハイレベルだったとは……! ぶどうガチ勢もこれにはニッコリです。
「アイスの実 濃いぶどう」、めちゃうまです!
いままで70種類以上のぶどうを食べてきたわたしですが、「アイスの実 濃いぶどう」のおいしさにはびっくり……! 見た目もサイズもぶどうと同じくらいで、盛りつけても楽しいのは発見でした。みんなもやってみて欲しい。
もちろん、味や食感などの好みは人それぞれ。でも、ぶどうを食べたいときに、いつでも手に入っておいしいぶどうの味わいが楽しめる「アイスの実 濃いぶどう」という選択肢もぜひとも加えていただけたらと思いますよ。
年間を通して販売し、その季節に合わせていちばんおいしい味を届ける「アイスの実 濃いぶどう」。ぜひともそのこだわりと味を試してみてくださいね!
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