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「VALU」がサービスを終了 ビットコインの出金手続きは期間を延長して対応
1月に終了の告知をしていました。
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SNSの「VALU」が1月に告知されていた通り(関連記事)、3月31日にサービスを終了しました。入金済みのビットコインの出金手続きは期間を延長して、改正資金決済法の施行日2日前まで※受け付けます。
※同法の施行日は、公布日(2019年6月7日)から1年以内で政令で定める日とされています。
VALUは2017年5月にスタートしたサービス。ブロックチェーン技術を使い、個人の価値を擬似的な株式(VA)の形で売り買いできる点が注目を集めました。
2017年8月には人気YouTuberのヒカル氏、ラファエル氏、いっくん氏が、自身のVAを高値で全額手放し、数千万円と見られる利益を得て炎上する騒動もありました。その後ヒカル氏らは謝罪の上で暴落したVAを最高値で買い戻す対応を取り、VALU側もインサイダー取引的な操作への対応として規制を強化するなど、対応に追われました。
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今回のサービスの終了は、運営側が改正資金決済法に含まれる「暗号資産カストディ業務に対する規制」への対応を断念したため。小川晃平代表は自身のTwitterアカウントで、「色々と試行錯誤していましたが、力及ばず申し訳ないです」と投稿しています。
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国際的な流れでもあります。
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