これが超大手メディアの本気! ヤフーが新型コロナ対策支援に全力を出している理由とは
最新ニュース、検索、混雑情報に新型コロナ対策支援オークションまで充実。
世界中に大変な影響を及ぼしているCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の問題。今もさまざまな形で感染拡大防止の取り組みが行われていますが、Yahoo! JAPANがサービス全体を通じて支援活動を行っているのをご存じでしょうか?
ニュース、検索、路線情報、ショッピング――日本最大級の100以上のさまざまなインターネットサービスを提供しているYahoo! JAPANですが、現在これらのサービスで新型コロナ対策のための一工夫が加えられています。今回はそれらを紹介するとともに、こうした取り組みを始めた背景についても取材しました。
Yahoo! JAPANトップページ「新型コロナウイルス感染症まとめ」
Yahoo! JAPANといえば多種多様なニュースが配信されている「Yahoo!ニュース」がおなじみ。現在もトップページのトピックスを中心に多くの新型コロナ関連情報が掲載されていますが、より詳細な「新型コロナウイルス感染症まとめ」ページが用意されています。
まとめページでは新型コロナ関連の最新ニュースのほか、日々の国内外感染者数の推移や厚労省や自治体の発表などを網羅。その他、関係団体を支援する寄付情報や自宅で楽しめる無料コンテンツのまとめなど、欲しい情報が見やすくまとめられた便利なページになっています。
日々情報が更新される新型コロナ関連ニュース。デマや誤情報に惑わされないためには常に正確な情報を把握しておく心掛けが必要です。ぜひチェックしてみてください。
Yahoo!検索
「Yahoo!検索」では「コロナウイルス」関連ワードでの検索結果画面を強化。「新型コロナ」「コロナウイルス」などで検索すると、感染者数や症状と対策に関する情報が見やすい画像などとあわせて一覧で表示されます。
表示されるページは公的機関の発表、医師や医療機関監修の情報、大手報道機関によるニュース記事など信頼性の高いものに絞られているとのこと。また、検索内容にあわせて外出時の注意喚起や、引っ越しや結婚などのライフイベントの手続きに関する情報を確認できる「Yahoo!くらし」と連動した自治体情報なども掲載されるようになっています。
Yahoo!乗換案内
各地で外出自粛の動きが強まっているとはいえ、仕事や通院などでどうしても外出しなければならないという人もいます。そうした人にはアプリ「Yahoo!乗換案内」の「駅混雑予測機能」が助けになるかもしれません。
この機能は検索した駅が混雑や入場規制になった場合、混雑度をリアルタイムで表示してくれるもの。アプリ内での検索数などをもとに検知しているもので、ルート検索結果画面にその駅の混雑具合を「いつもよりやや混雑」「いつもよりかなり混雑」「入場規制の可能性」の3段階で把握できます。
テレワークの推進やイベント自粛などもあり電車の混雑は減ってきているものの、事故や荒天による不意の運行見合わせなどが混雑につながる可能性もあります。こうした情報を利用して少しでも感染リスクを避けていきましょう。
Yahoo! MAP
同じくやむを得ない事情で外出する際に利用したいのが「Yahoo! MAP」(Web版は「Yahoo!地図」)の「混雑レーダー」です。
「混雑レーダー」はYahoo! JAPANが提供する各アプリ上で位置情報の利用を許可しているデータをもとに、各エリアやターミナル駅周辺の混雑度を地図上で表示する機能。2時間前から26時間前までの混雑状況を色で見分けることができるため、「この時間は混む傾向があるから時間をずらそう」「この駅は混むから違う駅を使おう」など外出の際の参考にすることができます。
Yahoo!ショッピング、PayPayモール、PayPayフリマ
自宅にいる時間が増えるとテレワークや運動不足解消のためのグッズが必要になったり、部屋の片付けをして不用品が出てきたりします。Yahoo! JAPANではそうした巣ごもり需要に応える商品が「Yahoo!ショッピング」「PayPayモール」「PayPayフリマ」といったeコマースサービスで販売されています。
「Yahoo!ショッピング」は3億超の商品が集まった日本最大級のオンラインショッピングモール。現在、お取り寄せグルメや体を動かすフィットネス用品など、おウチで元気になれるアイテムを集めた「みんなでStay Home」特集が公開されています。毎月5日、15日、25日の5のつく日はPayPay残高またはヤフーカードのご利用で5%(Tポイント1%およびPayPayボーナスライト4%)が戻ってきます。
「PayPayフリマ」は「ヤフオク!」の一部商品とも連動した豊富な出品数が特長のフリマアプリ。全品送料無料(送料は出品者負担)で購入できるわかりやすさも魅力で、不用品の出品も簡単に行えます。現在は「おこもりアイテム特集」としてゲームやDVD、エクササイズ用品や観葉植物などおうち時間を充実させる商品をまとめたページも公開されています。
エールオークション
「ヤフオク!」では新型コロナウイルス感染症に対する活動支援を目的とした特別なオークション「エールオークション」を開催しています。
現在は主にスポーツ界から各団体が賛同しており、選手のさまざまなグッズなどを出品。これらの落札代金が新型コロナ対策に関する活動などに寄付されるほか、自団体の運営にも役立てられるという仕組み。落札システム利用料は無料となっています。また一般ユーザーも、自分のアイテムを売ることで寄付できます。新設された「エールオークション」カテゴリにアイテムを出品し落札されると、その落札代金がYahoo! JAPANから主に医療従事者の支援につながる「新型コロナウイルス感染症『医療崩壊』防止活動支援募金」(Yahoo!基金が運営)に寄付されます。
Yahoo! JAPANがサービス横断で新型コロナ対策を行っている理由
こうした取り組みを始めた背景についてYahoo! JAPANに取材しました。
――Yahoo! JAPANのサービス全体で新型コロナ対策を意識した取り組みを行っている理由を教えてください。
Yahoo! JAPAN:わたしたちは、日本を代表するプラットフォーマーであるという矜持を持ち、これまでも東日本大震災を始めとする災害時には、ユーザーの方々に寄り添い、その時々に求められているさまざまな情報発信や活動の支援を使命感をもって行ってきました。今回も、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止等のために、Yahoo! JAPANのメディアからコマースにわたるさまざまなサービスを生かして、ユーザーの安全・安心を第一に、ユーザーの価値につながる多くの取り組みを実施しています。
特に、「新型コロナウイルス感染症まとめ」は、感染拡大前の1月29日より厚生労働省HPなど公式な情報への誘導を目的としたページを立ち上げ、日々変化する状況に対して、正しい情報を迅速にユーザーにお伝えすることを心がけています。
――Yahoo! JAPANだからこそできている、という点はどんなところですか?
Yahoo! JAPAN:地図上でエリアやターミナル駅周辺の混雑度を確認できる機能「混雑レーダー」は2020年1月31日に終了していたのですが、再開を望む声をSNSなどで多くいただき、やむを得ない事情で外出しなければならない事情があるユーザーの行動をサポートするため、再び提供を開始しました。
「混雑レーダー」はYahoo! JAPANが提供する各アプリ上で位置情報の利用を許可しているユーザーのデータの情報を統計化して利用しており、以前より大幅に位置情報データ数が増え、また表示の仕組みを改良したことで、より高い精度で混雑状況を表示しています。
――ユーザーを意識して工夫した点などはありますか?
Yahoo! JAPAN:ユーザーの疑問に対して、Yahoo!検索上で知りたい情報がすぐに得られるように、コロナに関連する検索ワードだけでなく、自治体に関連する検索ワードなど、ユーザーが求めている情報をデータから推測し、回答力向上に努めています。例えば「コロナウイルス 感染者数」「コロナウイルス 症状」などワードを組み合わせて検索すると、それにあわせて情報の内容や量が変わるなど、欲しい情報にすぐにアクセスできるよう工夫しています。
ユーザーからも評判をいただいており、今後もさまざまな疑問に対して、わかりやすく、正しい情報を伝えていきます。
今回紹介したもの以外にも、Yahoo! JAPANでは料理や子どもの教育、在宅勤務などに役立つコンテンツや情報を集約したポータルサイト「Stay Homeポータル」を公開しています。生活のさまざまな場面で利用するポータルサイトだからこそ、こうした非常事態に迅速な対応をしてくれるのはありがたいもの。皆さんもこうしたサービスを有効に使って日々の生活に役立ててみてください。
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提供:ヤフー株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2020年5月4日
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