妻の入院中にマッチングアプリ、会いに行ったら14万円ぼったくられた相談者の望みは…… 「テレフォン人生相談」先週のハイライト(2/2 ページ)
「せめて7万円は返してほしい」う~ん。
「あとひとつ考えてるのはですね。そのマッチングアプリでその女性はですね、写真写りがいいもんで、私と同じような経験を……」
「してるヤツがいっぱいいて警鐘を鳴らしたいと?」
「そうですね、それ……」
「それを告知したいと? そんな必要はありません! みんな同じ様な目に遭えばいいんです。みんな同じ経験すればいいんです。世の中そういうもんなんですぅ!」
「その女性を問い詰めて、『もうこういうことやったら、アンタひどい目に遭うぞ』って……そこまで戦わなくていいですか?」
「やめた方がいいよ」
これは義憤じゃなくて、ただ単に騙されたうっぷんを何かで晴らしたいだけだろう。中川は「そんなことをしたら怖いお兄ちゃんが出てくるかもしれない」とたしなめた。
「本チャンの美人局に遭うよりはよっぽどいいですよ」
加藤諦三が引き取る。
「アナタ、子どもが4人いるんだよね? 客観的に見ると子ども4人いて幸せそうな家族なんだけれども、なんか満足してないね?」
「あの、女房がちょっと入院しているんですよ。それで、家にもいないもんで。ここ数年ですね。ちょっと重い病気にかかって……」「ストレス溜まっているというか、女性ときちんと話したいというか、そういうのがあるんですね」
最後の最後でスゴイ情報をぶっ込んできた。
マッチングアプリでスケベ心を出して美人局に引っかかったマヌケなおじさんの面白失敗談かと思ってたら、これは最低だ……。いろいろとストレスはあるのかもしれないけど、さすがにマッチングアプリやってる場合じゃないだろう。
「要するに今が満足していないんですよね。欲望が満たされなくて、そこにフラッとこういうようなことが起きたと。それ、分かりますけどねぇ」「成り行きに任せて断れないっていうのは、今までの人生、おかしいんじゃないの?」「これを機会に、自分の生き方を反省してみましょう」
14万円の半分でいいから返して欲しいというみみっちさに最初からモヤモヤしていたが、加藤諦三&中川潤が気持ちよくぶった切ってくれてスッキリ。2時間は楽しめたんだし、高~い勉強料だったと思って諦めるのが吉だろう。
これまでの「テレフォン人生相談」
関連記事
- 夫が育児参加しないイライラを娘にぶつけてしまった結果、娘から7年間無視され続けている母親 「テレフォン人生相談」先週のハイライト
- 何でも報告し合う夫婦、妻から「彼氏とホテルに行ってきてええか?」との申し出が 「テレフォン人生相談」先週のハイライト
- 「セフレがいるけど妻とも仲良くしたい」泣きながら訴える相談者にパーソナリティもドン引き 「テレフォン人生相談」先週のハイライト
- 兄からの性的虐待、がん、退職強要、ブラック企業……不幸を抱え込む相談者に「甘えていい」の言葉が刺さる 「テレフォン人生相談」先週のハイライト
- 不倫相手に生ませた子どもに、6000万円の養育費を確実に渡したい 聞く耳を持たない相談者がまくし立てる「テレフォン人生相談」先週のハイライト
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.