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こんなビデオ会議は嫌だ! 通話アプリにいらん演出が暴発しまくる漫画が楽しい

いちいち昔のアニメ風だったり、アメリカのドラマ風だったり……。

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 ビデオ会議中なのにやたら楽しい演出が暴発しまくる通話アプリの漫画が、むちゃくちゃでおかしいです。こんなビデオ会議は嫌だ!

ムダに楽しくて仕事には向いてなさそう

昔のアニメみたいだ

 参加者4人のアップが縦割りでカットインして、巨大ロボの合体か必殺技が始まりそう。あと、キテレツのラストみたいに1人だけ丸い窓で絞られて、「もうこりごりだよ」とか言っちゃう(アイリスアウトというそうです)。

大したこと言ってないのに「カッ」

 急に濃いめのフィルターがかかり、参加者の顔が劇画調に(ハーモニー処理というそうです)。「あしたのジョー」や「スペースコブラ」のハイライトシーンを思わせるこの仕様、きっとアプリの開発者は出崎統ファン。

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画面外から謎の合いの手

 参加者がボケると、いちいち画面外から「ワーオ」と知らないやつの合いの手が……お前ら誰だよ! とはいえ、アメリカのホームコメディみたいで楽しいかもしれません。「フルハウス」とか「ファミリータイズ」とかの。

弾幕がうるさい

 演出が気になりすぎて会議の内容が全く頭に入ってきませんが、どうやら社長が雑用を押し付けられた様子です。ここで「8888888888888」「神降臨!!!!!」「ほれる/////」「ここでアルマゲドンのテーマ」など、niconicoノリのコメントがズラーッ。称賛されているような、単にノセられているだけのような微妙な感覚で、社長のモチベが下がらないか心配です。


 以上、ビジネスシーンに不向きな演出ばかり出てくる漫画でしたが、リプライでは「むしろ楽しそうだし、このアプリで会議したい」「息抜きに必要な機能なのでは」「弾幕にほめられてみたい」などと好評。いっそのこと、開発元がオンラインパーティー向けにターゲットを変えたら成功しそうな気もします。また、「アイリスアウト」と「ハーモニー」の名を、初めて知って感動する読者も多い様子。

 作者の山田しいた(@yamada_theta)さんは、『乙女文藝ハッカソン』で知られる漫画家。今回の漫画はTwitterで展開しているシリーズの1編で、ほかにも「ブロックチェーンは一度生で見たほうが良い話」(関連記事)など、“ありえないITあるある”を描いています。

作品提供:山田しいた(@yamada_theta)さん

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