発明家「ハンドスピナーみたいに回転するバックパック作ったよ」 珍品だけどちょっとだけ欲しくなる(1/2 ページ)
バカげたアイデアと手間をかけた仕上げが笑える。
発明家マット・ベネデットさんが「ハンドスピナーバックパック」を発表し、まるで役に立たなくて笑えるアイデアに注目が集まっています。
ハンドスピナーは、指先だけで遊べる手のひらサイズのおもちゃ。ただ回すだけのシンプルな遊び方のためか、世界中で大ヒットしました。
ベネデットさんはそのおもちゃをバックパックで再現。わずかな力を加えるだけで回転する、バカげていて笑えるアイテムです。一見するとただのバックパックですが、手の込んだ改造作業で回転する仕様に仕上がっています。同じサイズのバックパックを2つ用意し、背負うパーツと収納パーツに解体します。取り出したパーツそれぞれにはめ込み用の凹凸が付いた板を取り付け。スムーズに回転するよう、2枚の板の間には大きなベアリングを設置。
完成品を背負ったベネデットさんは、バックパックがよく回転しているとわかるように、炭酸ジュースが入った缶をバックパックに入れて、回します。取り出した炭酸ジュースの缶はみごと泡を吹き、勢いよく回転していたことを証明。手の込んだ改造と機能の無意味さのギャップが激しく、思わず笑ってしまうこと不可避です。
ベネデットさんはこれまでに片足だけ風通しを良くするブランケット、動画配信で視聴するものを決めてくれるルーレットサイコロといったかゆいところに手が届くのか届いていないのかわからない、絶妙なセンスの発明品を発表してきました。Instagramでも、板がパズルになっているコーヒーテーブル、足先にスマホをセットして自撮りできるサンダル、お菓子の食べ過ぎを教えてくれる計量皿など、数々の珍発明を公開しています。
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