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2020年、オタク女子の傾向って? 若い女性オタクの「ヲタ活」動向を調査した結果のわかりみが深い

ジャニーズ、LDH、K-POP、アニメ・漫画のオタクを比較してみたら……。

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 15~24歳の女性オタクの行動について、若者マーケティング研究機関「SHIBUYA109 lab.」とCCCマーケティングの共同調査結果が発表されました。「ヲタ活」にまい進する若い女性の行動傾向が、ジャンルごとに解析されています!

あなたはどのオタク?

若い女性の約7割がオタク

20歳前後の女性のうち、67%がオタク!
「その他オタ」も気になる円グラフ

 自分が何かのオタクであると自認している人は、全体の67%にのぼります。最も多いのはジャニーズ(27.1%)で、ついでアニメ・漫画(22.6%)、バンド(15.8%)、K-POP(11.7%)、テーマパーク(6%)、LDH(4%)、坂道(3%)、と続きました。

 また、年間の可処分所得に占める「ヲタ活」費用の割合は、平均10.1%です。若い女性オタクは、自由に使えるお金の1割を推しに費やしていることがうかがえます。

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約1割が活動資金になっている

ジャンルごとのオタクの特徴は?

 調査では、情報収集、交友関係、ファッションへのこだわりなど、「ヲタ活」にまつわる行動をジャンルごとに分析しています。

ジャニーズ

尽くすタイプの「ジャニヲタ」ちゃん

 全体の約3割を占めるジャニーズオタクは、TV・雑誌などのマスメディアを利用した情報収集、InstagramをはじめとするSNSを駆使したオタク同士の情報交換が特徴的です。

 また、他のオタクに比べて「ファンクラブに入会している(71.4%)」割合や「聖地巡礼・ロケ地巡りをする(19.9%)」割合が高いこともジャニーズオタクのポイントです。いわゆる「同担拒否」勢も少なくないため、少人数で行動したり、SNS上でも繋がる相手を厳選する傾向が強いそう。

 ファッションについては「従来のスタイルや型にはこだわらない服装をする(11%)」と答えた人の割合が低く、「量産型」と呼ばれるパターンのファッションを選ぶ人が多いとのことです。

 

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アニメ・漫画

アニメ・漫画のオタクはTwitterをよく利用する

 アニメ・漫画オタクは、「二次創作作品をチェックする(58.1%)」「二次創作作品を自分で作って楽しむ(26.4%)」人の割合が高く、二次創作に対する関心の強さが表れています。読み手と書き手の割合がおおむね2:1なのが興味深いポイントですね。情報収集はTwitter、ニコニコ動画が頻繁に利用されており、Instagramの利用率が低い傾向が顕著です。

 人間関係については、リアルの友人とクローズドな「ヲタ友」関係を築いていることが明らかになりました。親しくない相手には自分の趣味を明かさない人が多いようです。

 また、ファッションについて自信がなく、関心が低い傾向が強いのもアニメ・漫画オタクの特徴でした。「服の品質や機能が気に入れば、ブランドは気にしない(64%)」人が多く、「自分はおしゃれな方だと思う(6.6%)」「ファッションの動向に敏感(10.2%)」の割合が低くなっています。

K-POP

ファッションですぐわかる? K-POPのオタク

 推しの「カムバ」(カムバック=新曲のリリースとそれに伴うプロモーション活動)が起きるごとに盛り上がるのが、K-POPオタクの特徴です。推しの来日に合わせて「握手会(37.2%)」「POPUPストアへの来店(38.2%)」などのさまざまなイベントに参加している様子です。

 また、「推しのSNSをチェックする(78.1%)」と答えた人の割合が比較的高く、ネット上での「ヲタ友」の人数も平均60.9人と、ずば抜けて多い傾向も見えてきました。中には韓国語を勉強して韓国の「ヲタ友」を作る人も。K-POPファンダムはネット上で広く展開されているようです。

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 ファッションは女子ウケを重視し、全身に韓国テイストを取り入れるなど、高い関心が見て取れます。

LDH

めちゃくちゃフラッグ持ってる! LDHオタク

 EXILEをはじめとするLDH事務所のオタクは、「オリジナルグッズを作る(23.4%)」人が多い傾向にあります。LDHのライブではファンがおのおのフェルトを用いて推しの顔を作り、応援グッズとして身に着ける文化があるためです。また、家族とともに「ヲタ活」をする人が多いのもLDHオタクの特徴のひとつです。

 ファッションについては、「芸能人や有名人のファッションを真似してみることがある(42.1%)」と答えた人が多く、推しの影響でストリートファッションを取り入れている人も多いようです。

交友関係について
ファッションについて
イラストレーター・あさなさくまさんのツイート

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