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東京駅「チキン弁当」(900円)~いまこそ感じたい! 東京の“地元の駅弁”の良さ!!

開けた瞬間から香るチキンライスのいい匂い、スクランブルエッグの半熟感が食欲をそそります。

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【ライター望月の駅弁膝栗毛】


209系電車「中央特快」、中央本線・御茶ノ水~水道橋間

少しずつ人が戻り始めている東京の街。

都心を走る中央線の快速電車も、日中は程よい間隔で人が座る程度となりました。

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いままで、朝夕の混雑時間帯には、体がつぶされそうなラッシュもあったことを考えますと、在宅ワークが進んで、程よい人出になることは大歓迎。

これを機に、過酷な通勤ラッシュは「過去のもの」となるような社会にしたいものです。


駅弁屋 踊

さて、暑くなってくる時期、駅弁を持ち運ぶときに有難いのが「保冷バッグ」。

6月17日にリニューアルオープンした東京駅の「駅弁屋 踊」のセルフオーダー端末では、保冷バッグと保冷剤を購入することもできます。

とくに東京駅からふるさとへ帰省する際、全国の駅弁をお土産として買っていく方には、重宝しそうですし、お酒好きの方は買いこんで、冷やしていくのもよさそうです。

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チキンオリジナル保冷バッグ

こちらの保冷バッグ、表面には小さな鶏のイラストがたくさん描かれ、側面には「駅弁屋 祭」のロゴが入っています。

じつはこれ、昨年(2019年)の「チキン弁当」発売55周年を記念して登場した「チキンオリジナル保冷バッグ」(550円)で、描かれているのはチキン弁当のキャラクターです。

登場時には即売り切れになるほど人気を博し、いまやすっかり定番アイテムとなりました。

(参考)日本レストランエンタプライズ(現・JR東日本フーズ)ニュースリリース・2019年9月27日分


チキン弁当

新幹線の誕生と共に生まれた、東京の駅弁「チキン弁当」(900円)。

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日本ばし大増が製造し、「JR東日本フーズ」の各売店で販売されています。

昨年(2019年)の発売55周年で、「リニューアル」されたのも記憶に新しいところ。

このときはパッケージに55周年記念ロゴが入っていましたが、6月1日からは通常仕様となって、「SINCE 1964」のロゴが入りました。


チキン弁当

【おしながき】

  • トマト風味ライス スクランブルエッグ、ドライトマトのオイル漬け、グリーンピース
  • 鶏唐揚げ
  • 野菜のピクルス
  • スモークチーズ
  • レモン果汁パック

チキン弁当

いつもは列車内で、旅の高揚感と共にいただくことが多い「チキン弁当」ですが、久しぶりに自宅でいただくと、その美味しさをじっくりと楽しむことができました。

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ボックスを開けた瞬間から香るチキンライスのいい匂い、スクランブルエッグの半熟感が、食欲をそそり、唐揚げの合間にピクルスを挟むことで、程よいサッパリ感も味わえます。

改めてロングセラーとなる駅弁には、いいところがいっぱい詰まっていると感じます。


E233系電車「通勤快速」、中央本線・東中野~中野間

東京駅から各方面へ向かう普通・快速列車も、多くの列車で窓が開いています。

平成初期までの普通列車は非冷房の車両も多く、私もJNRマークの扇風機がブンブン回る列車の2段窓を全開にして、思い切り熱風を浴びた夏の日を思い出します。

コロナ禍で、改めて地元の商店街や東京のよさを見直している方も多いことでしょう。

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駅弁もまた、まずは「地元の駅弁」のよさを、じっくりと味わいたいものです。

連載情報

ライター望月の駅弁膝栗毛

「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!

著者:望月崇史

昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。

駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/

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