イカちゃん隠れてそう 「スプラトゥーン」っぽくペイントされたゴルフカートがかわいい 職人が3日かけて塗装を施した力作
実際に街を走っているそうです
ニンテンドースイッチの人気ゲーム「スプラトゥーン」を連想させるペイントが施されたカート(マイクロカー)が、注目を集めています。なにこれかわいい……!
スプラトゥーン風カートの持ち主はプロゴルファーの今野一哉さん。JR平井駅(東京都)近くで子供向けのゴルフ施設「キッズゴルフクラブ」を経営しています。
今野さんは、施設で使用しているカートを「子供受けがいい色合いにしたい」と考え、人気の高いスプラトゥーン風デザインに行き着いたそうです。
「スプラトゥーン」では、ライバルと戦いながら黄や緑などさまざまな色のインクでフィールドを染め上げていく陣取りシューティングゲーム。その世界観に合わせて、色とりどりで躍動感たっぷりにペイントされたスプラトゥーン風カートは、まるでゲームの世界から飛び出してきたような違和感のないデザインに仕上がりました。どこかにイカちゃんが潜んでそう……!
今野さんは「ねとらぼ」でも記事になったホンダ塗装の「錆びた風塗装トヨタウィッシュ」を見て、「自分が思う塗装を施してくれるのはここしかない」と、ホンダ塗装の本夛(ほんだ)重成さんに依頼したそうです。
話を聞いたペインターshigeこと本夛さんは、「想像しただけで可愛いなぁ」と快諾。施設を利用する子供たちに「作業の工程を見せたら面白いのでは?」と、実際にスクールの前で塗装作業をしたそうです。
養生・下地処理・下塗りに1日、各色の塗りに1日、手直し等に1日の計3日で仕上がったそうですが、「作業スタートするまでに構想や順番を考える時間が数日必要で、その時間が1番長くて大変でした」とのこと。
実際に外で走らせることを想定していたので、気候の変化や塗装の伸縮を考えてながら材料を選んだそう。材料費は3万円とのことです。
完成したスプラトゥーン風カートは、ゴルフスクールで展示しているだけでなく、イベント会場への移動やちょっとした用事で外出するときなどでも活躍しているそうです。
画像提供:ペインターshige(paintershige)さん
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