ニュース

「博物館に設置して欲しい」「音速と光速の違いがよくわかる」 音の速さを光で可視化したデバイスがすごい(1/2 ページ)

シンプルな見た目のすごい発明。

advertisement
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 手のひらを叩く音に反応してライトが点灯する「音の速さが見えるデバイス」がTwitterに公開され、「すばらしい発明」「目で見えないものを可視化するって面白い」など知的好奇心が刺激された人たちからの反響を集めています。

 「音の速さが見えるデバイス」を開発したのはGoogleでソフトウェアエンジニアを務める河本健(@kenkawakenkenke)さん。39秒の動画で、デバイスを使って音を可視化する様子を公開しています。拍手の音に合わせて、手前から奥に向かってライトが点灯するというもの。デバイスが音を感知すると光るので、音が移動する様子を目で見ることができます。

 デバイスには、音を感知すると光る簡単なモジュールを使用。距離を開けて置いていくことで、音の到達時間の差を目で確認できるという仕組みです。

advertisement

 動画ではモジュール同士の距離が近いため、肉眼での視認が難しく、再生速度を32分の1まで落としています。音が発生した手のひらに近いモジュールから、奥に置かれたモジュールまで、順番に点灯していることがわかります。

 河本さんが「長い廊下のある科学館とかに置かせてもらいたい。体育館なら同心円に広がってく様子や反響が見れるかも」と語るように、モジュールの幅を広くすることで肉眼でも音の到達時間の差が視認可能に。30メートルほど間を置くと、よくわかるようですが、昼間で日光が強かったため動画での記録はできなかったようです。

 Twitterでは、「良いもの見せてもらいました」「学校の授業に使ってくれればわかりやすくなるかも」、「こういうの欲しい」などの反応が寄せられました。また、レーシング・ドライバーのアイルトン・セナが走る音を光で表現したイベントやNHKが行った実験を紹介する人からのコメントも。たくさんの人が集まる必要があった音の可視化が、個人でも再現できるデバイスのすごさが実感できます。

音を可視化したイベント
小学生の勉強の手助けになりそう
       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 「大物すぎ」「うそだろ」 活動中だった“美少女新人VTuber”の「衝撃的な正体」が判明 「想像の斜め上を行く正体」
  2. 川で拾った普通の石ころ→磨いたら……? まさかの“正体”にびっくり「間違いなく価値がある」「別の惑星を見ているよう」【米】
  3. 猫だと思って保護→2年後…… すっかり“別の生き物”に成長した元ボス猫に「フォルムが本当に可愛い」「抱きしめたい」
  4. 大きくなったらかっこいいシェパードになると思っていたら…… 予想を上回るビフォーアフターに大反響!→さらに1年半後の今は? 飼い主に聞いた
  5. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  6. 中村雅俊と五十嵐淳子の三女・里砂、2年間乗る“ピッカピカな愛車”との2ショを初公開 2023年には小型船舶免許1級を取得
  7. 「壊れてんじゃね?」 ハードオフで買った110円のジャンク品→家で試したら…… “まさかの結果”に思わず仰天
  8. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  9. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  10. なんと「身長差152センチ」 “世界一背が低い”30歳俳優&“世界一背が高い”27歳女性が奇跡の初対面<海外>