クールなお姉さんと拾われたタヌキの日常を丁寧に描く　Twitterの人気漫画「雨と君と」がヤンマガで連載！（1/2 ページ）

　クールなお姉さんとタヌキの日常を描いた漫画「雨と君と」の連載＆書籍化が決定しました。連載は8月17日発売の週刊ヤングマガジン38号でスタートします。

　雨の中捨てられていたタヌキにずぶ濡れのお姉さんが出会い、折りたたみ傘を受け取る――印象的な1話から始まる同作は、タヌキを犬だと思っているクールなお姉さんと、文字が書けてフリップも出せちゃう器用なタヌキの日々を丁寧に描いた物語です。漫画家の二階堂幸さんが2020年5月10日、自身のTwitterで公開すると大反響。今夏まで不定期に更新されており、そのたびにファンが急増しています。以下、Twitterより3本ほどエピソードをご紹介。

「晴れた日の公園、芝生にて」

　ある晴れた日、公園の芝生でお兄さんが野良猫と遊んでいました。猫によしよしと声をかけながらお腹をなでていると、突然猫ではない何かの獣が乱入してくるではありませんか。

　思わず「君猫じゃないよね」と問いかけるお兄さんですが、タヌキは「ネコ」と書いたフリップを掲げて自分は猫だとアピールします。そこにタヌキを追いかけてお姉さんがやってきますが、お姉さんは相変わらずタヌキを犬だと捉えている様子です。

　そんなお姉さんと「犬」と書いたフリップを掲げるタヌキにツッコミを入れるものの、振り向いたお姉さんの笑顔に思わず「まぁいいか」と思ってしまったお兄さんなのでした。こ、これはまさか恋の始まり……!?

「雨と君とお風呂」

　別のある日、お風呂に入ろうとしたお姉さんが何げなくタヌキに「お風呂入る？」と聞いてみたところ、意外にもタヌキはノリノリでお風呂の支度をし始めます。

　もっこもこの泡で全身を洗ってもらい、たっぷりお湯を張った大きめの洗面器を用意してもらったタヌキ。雨も暗い所も好きな1人と1匹は、「好き」に囲まれた至福のバスタイムを過ごすのでした。