「ムダかどうかは、自分で決める。」 カミソリメーカーの貝印、剃毛の自由を呼びかける広告に「よく言った」と反響(1/2 ページ)
価値観の多様性を呼びかけ。
総合刃物メーカーの貝印が、毛の剃り方の自由を呼びかけたビジュアル広告「ムダかどうかは、自分で決める。」を公開し、「よく言ってくれた」など共感する意見が寄せられています。
本広告は、貝印が展開する「#剃るに自由を」をテーマにしたコミュニケーションの一貫として公開したもの。キャッチコピー「ムダかどうかは、自分で決める。」と毛が生えた状態の脇を堂々と見せる女性が印象的です。「ムダ毛を気にしない女の子もカッコイイし、ツルツルな男の子もステキだと思う。ファッションも生き方も好きに選べる私たちは、毛の剃り方だってもっと自由でいい。」と、脱毛や剃毛に抱く価値観の多様性を伝えています。
起用されているモデルMEME(メメ)は、バーチャルヒューマンで、CGにより作られた架空のキャラクター。CGキャラクターに生えた毛で、メッセージの力強さがより際だって伝わってきます。
貝印が600人の男女を対象に行った「剃毛・脱毛 に対する意識調査」によると、90.2%の人が「ファッションや髪型のように、剃ることは自分自身で自由に決めたい」と望んでいることが明らかになりました。また、80.5%の人は「気分によって毛を剃っても剃らなくても良い」と考えています。
ビジュアルの公開を受けてTwitterでは、「この広告カッコイイ」といった感嘆の声や「脱毛にしても、いつのタイミングでやるのか個人の自由ってこと」など肯定的に捉えた感想が投稿されました。
なお本広告の掲示は、MAGNET by SHIBUYA 109 ビッグボードでは8月23日まで、地下鉄電車広告(東京メトロ半蔵門線)では8月30日までとなっています。
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