鳥取駅「特選笹かに(かに味噌入り)」(3000円)~豪華版「かに寿し」駅弁を巣ごもり生活のご褒美に!
肉厚な「かにの身」たっぷり。極上の“食のひととき”を提供してくれます。
【ライター望月の駅弁膝栗毛】
特急「スーパーはくと」号と同じく「青い色」で並んだ気動車は、鳥取~出雲市間を中心に平成30(2018)年から運行されている観光列車、快速「あめつち」。
車体全体の「紺碧色」は、山陰の美しい空や海を表現、全体をメタリックな色彩で仕上げ、神々しい雰囲気を表現していると言います。
全車グリーン車指定席で、約3時間半~4時間のゆったりした旅が楽しめます。
(参考)JR西日本ホームページ
駅弁の通信販売のいいところは、通常の駅売店では予約が必要だったり、なかなかお目にかかることができない駅弁でも、確実に入手できるところです。
鳥取駅弁「アベ鳥取堂」の名物「元祖かに寿し」の豪華版に位置付けられている「特選笹かに(かに味噌入り)」(3000円)もその1つ。
和紙の高級掛け紙に、紐がかけられ、手にしただけでもずっしり、嬉しい気分になります。
【おしながき】
- 酢飯
- かに開き身
- かにほぐし身
- かに味噌
- 生姜甘酢漬け 白ごま
掛け紙を外し、木のふたを開け、酢と笹の葉が入り混じったいい香り!
1枚1枚葉っぱをはがしていくと、肉厚なかにの身がたっぷり敷き詰められています。
しかも、箸を入れていくと、かにの身とガリとごまが混ぜ込まれた酢飯の間にかに味噌が顔をのぞかせて、そのうま味と一緒に、極上の“食のひととき”を提供してくれます。
巣ごもり生活を頑張ってきたアナタ、この駅弁で、思い切り自分で自分を褒めましょう!
快速「あめつち」も、残念ながら6/1現在、運休が続いています。(※ 2020年8月21日に運転再開)
通常、週末を中心に午前中運行される鳥取始発の下り列車における予約制の食事では、「アベ鳥取堂」が製造する、「天地御膳 世明(よあけ)」(2600円)が提供されています。
再び山陰でのんびりとした鉄道旅が楽しめる時期を期待しながら、いまはちょっぴり豪華な駅弁をいただきながら、のんびり気分でそのときを待つことにいたしましょう。
連載情報
ライター望月の駅弁膝栗毛
「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!
著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/
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