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Switch「風来のシレン5 plus」の“ある追加機能”が「公式biimシステムやん」「欲しくなってきた」と話題に(1/2 ページ)

ゲーム側も“配信向け機能”を取り入れる時代に。

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 12月3日に発売される、Nintendo Switch用ソフト「不思議のダンジョン 風来のシレン5 plus フォーチュンタワーと運命のダイス」の追加機能が「公式biimシステムやん」と話題になっています。た、確かに似ている……!

biimシステムだこれ(画像はHMV&のBOOKS onlineの商品情報ページより)
不思議のダンジョン 風来のシレン5 plus フォーチュンタワーと運命のダイス(公式サイト

 biimシステムとは、主にニコニコ動画で多用される、画面左上にゲーム映像、画面右側と下側に説明欄をL字に配置した画面構成のこと(発案者である「biim」氏の名前をとって「biimシステム」と呼ばれる)。ゲーム映像以外にも、さまざまな補足情報や解説などを同時に見せられるため、そのゲームに詳しくない視聴者にも見どころが分かりやすく、特にRTA(リアルタイムアタック)動画を投稿する際には定番のフォーマットの一つになっています。

biim氏による動画の例(「じゅうべえくえすとRTA_8時間24分51秒_Part9/12」より)

 今回話題になっているのは、「風来のシレン5 plus」で新たに追加される「ライブ探索表示」という機能。公式サイトに先駆け、販売店のサイトに掲載された情報によれば、「ステータスや所持している道具、習得している技、ダンジョン内の経過時間とターン数を常時表示する新しいUI」とのこと。L字型に情報を配置したレイアウトはまさにbiimシステムにそっくりで、ネット上でも「完全にbiimシステムで草」「クソ便利そう」「シレン公式でBiimシステム導入したんだ…急に欲しくなってきた」といった反応が多くみられました。

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 biimシステムをとりまく動画文化については、いわゆる“淫夢ネタ”の多用などの面から批判もありますが(関連:私は淫夢を憎んでいる)、一方で「ゲーム画面と解説を同時に見せる」という発明が高く評価されているのもまた事実です。果たして偶然の一致なのか、意識して似たレイアウトにしているのかは不明ですが、販売情報ページには「動画配信の際に視聴者も状況を把握しやすい」といった説明も。少なくとも「動画配信を意識した画面レイアウトをゲーム側が公式に取り入れた」という点では非常に面白い試みと言えそうです。

 「風来のシレン5 plus」は、2015年に発売されたPlayStaion Vita版をベースに、オリジナルの新ダンジョンや新機能を追加したシリーズ最新作。パッケージ版とダウンロード版の同時発売で、パッケージ版にはシリーズ歴代のアートワークや開発資料などを収録した60ページの特別冊子が付属します。

パッケージ版特典の小冊子。収納BOXのイラストは、歴代のキャラクターデザインを手掛けてきた長谷川薫さんによる描き下ろし
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