「やべっちF.C.」が9月末で終了 中村憲剛、田中マルクス闘莉王ら“日本サッカー界”から悲しみの声(1/2 ページ)
続いてほしかった……。
お笑いコンビ「ナインティナイン」の矢部浩之さんがMCを務めるサッカー番組「やべっちF.C.」(テレビ朝日系)が9月末で終了することが決定。日本サッカー界に大きく貢献してきた同番組の終了に、元日本代表の中村憲剛選手、田中マルクス闘莉王さんら多くのサッカー関係者がSNSでコメントを発表しています。
2002年にスタートした「やべっちF.C.」は、国内外のサッカー情報をはじめ、多くのプロ選手が出演したバラエティー色が強い企画で人気に。18年間にわたって日本サッカー界の隆盛に力を添えてきましたが、惜しくも2020年9月末で終了することが発表されました。
元日本代表で川崎フロンターレの中村憲剛選手は、「プロになった時『やべっちF.C.』に取り上げてもらうことが目標でした。初めて取り上げてもらえた時の興奮は今でも覚えています」と同番組への思いを吐露。「フットサルやゴールパフォーマンス等他にもたくさん出演させていただき感謝しかありません」と番組出演の思い出を振り返りながら、「矢部さん、スタッフのみなさん本当にお疲れ様でした!!」とねぎらいの言葉を贈っています。
すでに現役を引退して故郷のブラジルで暮らす闘莉王さんは、「本当に悲しい 先日もブラジルからズームで出演したけれど、出るのも見るのも大好きな番組」と悲しみのコメント。「しりとリフティング、鍋… 色々な思い出がよぎってくる」と自身も出演した名物企画に思いをはせ、「長い間、日本のサッカー界とJリーグを盛り上げてきた看板番組。本当に寂しいし、未だに信じられない。日本サッカーにとって損失だよ。違う形でも存続してほしい!」と番組存続を切に願っていました。
その他にも、浦和レッズの槙野智章選手は「寂しいなぁ…でも感謝しかない! この番組を見てサッカー選手になりたいと思った。この番組に出たいと思って頑張った!」とコメント。現在は元JリーガーYouTuberとして活躍する那須大亮さんは、「やべっちFC終了は悲しいですし寂しいです。長年日本サッカーを盛り上げ続けて頂き感謝しかないです」と正直な胸の内を明かしながら同番組の功績を称えています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.