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君はまだサバ水煮缶のうまさを知らない サバ水煮缶レビュアー・サバ子が初心者に勧める「最初の3缶」

サバ水煮缶初心者はこれを食べよう!

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 サバ水煮缶、食べてますか? 

 サバ水煮缶は一見地味な食材ですが、実は種類も豊富で、味にもそれぞれ繊細な違いがあります。ねとらぼではサバ水煮缶を愛するサバ水煮缶レビュアー・サバ子さんに、おすすめの銘柄について寄稿をお願いしました。とろっと魅惑的なサバ水煮缶の世界へ、さっそく分け入っていきましょう。本日ご紹介するのは、初心者向けの入手しやすい3缶です。

書いた人:サバ子


 

サバ子です。Twitterでサバ水煮缶をレビューしたりしています。

サバ子ラベルのサバ水煮缶を作ってもらうのが夢です。

Twitter:@sabasaba_mizuni

サバ水煮缶は主役である

 サバ水煮缶のほうからやってきました。サバ子です。

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 今回はサバ水煮缶の布教をお願いされましたので紹介にまいりました。

サバ水煮缶、実はこんなにたくさん種類があるんです

 サバ水煮缶というと「安かろう不味かろう」「調理前提の素材」みたいなイメージを持たれている方もいると思いますが、今回はそのまま食べても美味しい銘柄をご紹介しますので、覚えて帰ってくださいね。

  まずはこれからサバ水煮缶の美味しさを知っていただく入り口として、そこそこ安価で手に入れやすいものをご紹介します。

 「そこらのスーパーで安売りしている銘柄」とはひと味違うものです。

マルハニチロ 月花 さば水煮(270円前後)

マルハニチロ 月花 さば水煮
缶の中身はこんな感じ
すでにおいしそう

 私サバ子のレビューでも、味の基本になる銘柄です。

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 だいたいのスーパーやコンビニで扱いがあるという普及率もさることながら、味もピカイチです。塩分がちょうどよく、背身の噛みごたえと腹身の柔らかさのバランスが良い感じです。

 そのままでも十分美味しいですが癖がないので料理などにも使いやすいかも。

 200gという内容量は、一般的な缶が150~190gの範疇に収まることを考えると、ボリューム的にも大きめと言えます。中を開けると、大きめの身が隙間なくみっちり詰まっています。

 コンビニ限定の「月花 寒さば」もあります。

ボリューム感があります
缶の裏側はこんな感じ

ローソンセレクト さば水煮(190円前後)

ローソンセレクト さば水煮
中身

 ローソン各店舗で買えるという普及率の高さと、高木商店OEM(※)という確かな製作元。良い意味で値段に見合わない実力を持っています。

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 ジューシーな背身ととろける腹身で、月花に比肩しうる質です。細かい身が溶け込んだスープはとろける舌触りがおいしいですね。やや塩分が強めなのでそのままご飯のおかずになります。

 はぐれ身(腹身部分などの柔らかい部分が一度崩れて固まった身)も多めでおいしい!

※高木商店

茨城県神栖市波崎に本社・工場を構える水産加工メーカー。

長らく他社のOEM生産を請け負ってきたが、自社商品の販売は10年ほど前から。

そのため缶の実力に対して知名度がまだ追いついていない印象。

※OEM

他社ブランドの製品を製造すること。この場合、ローソンのブランド商品だが、作っているのは高木商店である状態を指す。

ご飯と一緒にめいっぱい食べたい
高木商店の味がコンビニで味わえる

セブンプレミアム 国産さば水煮(180円前後)

セブンプレミアム 国産さば水煮
スープ
塩気のある身

 同じくセブンイレブン各店舗で買える普及率の高さと、安価さが売りの銘柄です。こちらは三洋食品(※)のOEM商品です。

 背身はやや締まり気味ながらもジューシー。腹身はトロ感はそこまで強くないものの、柔らかで全体的に食べやすい感じ。瀬戸内の花藻塩由来なのか塩味にやや癖があります。

 ちょっと塩味強めで、肝が残ってたり血合い部分の苦味がやや主張する内容は、酒の肴を意識した展開かもしれません。はぐれ身もあります。

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※三洋食品

宮城県石巻市に工場を構える水産加工メーカー。

大手メーカーのツナ缶のOEM生産を請け負っていたが震災で販路を消失し、M&A(合併・買収)を経てコンビニエンスストア向けの製造を行うようになった。

おつまみにもってこいの味
缶の裏はこんな感じ

 今回は入口として、手に入れやすいものを紹介しました。次回はサバ水煮缶の傾向をタイプ別に分類し、数種を紹介します。どうぞお楽しみに。

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