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大工歴48年のベテランがあつ森の「小さなDIY作業台」を製作 ネジ穴まで忠実に再現する匠の技(1/2 ページ)

ゲーム上のデザインから寸法を割り出せる、職人の目すごい。

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 「あつまれ どうぶつの森」の家具「小さなDIY作業台」を、実物として作ってしまう大工さんが現れました。造形の隅々までゲームそっくり……これがプロの仕事か!

左がゲームで、右が実物。遠間で見ると区別がつかないかも

 作者は大工歴48年のYouTuber、「大工の正やん(@carpentershoyanYouTubeチャンネル)」さん。再現にあたっては、ゲーム上のデザインにある有孔ボードに着目し、その穴の数を参考に図面を起こしています。“職人の目”ってすごい。

実在する素材を基準とする着眼点に感心
ゲーム上の絵から本格的な図面へ

 図面通りに木材から部品を切り出し、組み立てていく投稿主。ゲームで描かれている部分のみネジ穴が見えるよう加工するなど、芸の細かさが光ります。ゲームと同じようにレンチやハンマーをボードにかけたら、かわいい作業台は完成。子どもの工作台にちょうどよさそうです。

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ゲームで正面に見えているビス穴だけ、あえて見えるように加工し、他は目立たないように加工している
有孔ボードにフックを取り付け、道具をかける
図面によると、サイズは幅620ミリ・高さ840ミリ

 動画のコメント欄では、「手際が良くてかっこいい」「ゲーム画面から寸法を割り出せるあたりがさすが職人」「ゲームだと簡単に作れていたから忘れていたけど、物は大切にしないととあらためて思った」などと大好評。大工の正やんさんはほかにも、「素朴な作業台」や「木製の工具箱」といったアイテムを再現しています。

動画提供:大工の正やん(@carpentershoyanYouTubeチャンネル)さん

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