「半沢直樹」半沢＆大和田、ついに魔合体　“土下座拒否”のつもりが完全にオンブバッタになってしまう（1/2 ページ）

　俳優の堺雅人さんが主演を務めるTBS日曜劇場「半沢直樹」の第9話が9月20日に放送。ラストシーンで、香川照之さん演じる大和田が、半沢（堺さん）に土下座を強いるシーンが、ネット上で大きな話題を集めています（以下、ネタバレあり）。これオンブバッタじゃね？

　今作は、作家の池井戸潤さんによる『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』を原作とした新シリーズ。第9話では、金融庁から国税庁に異動させられた黒崎（片岡愛之助さん）が最後に残した「伊勢志摩ステート」というヒントを手掛かりに、半沢は伊勢志摩へ。伊勢志摩支店の同期の協力を仰ぎ、伊勢志摩ステートの15年前の財務資料を徹底的に調査を行うと、箕部がこの企業を通じて空港予定地を売買、金儲けしていたことが明らかになりました。

　黒崎の“共闘”もあり、ようやく手に入れた伊勢志摩ステートから箕部幹事長（柄本明さん）への金の流れが記された決定的証拠でしたが、大和田と中野渡頭取（北大路欣也さん）によって箕部の手に渡ってしまう屈辱的な展開に……。

　箕部幹事長から土下座をするよう命じられるも、半沢は応じず。見かねた大和田は「やれーっ！　半沢ーーーー!!!!」と絶叫し、半沢の体勢を床に降ろさせ、手を地に着かせ、覆い被さった体勢で半沢を土下座させようとしました。さらに、大和田は「土下……座ー！　土下……土下……土下座ー!!!　土下座を……。土下座！　土下座！」と声を荒らげながら、最終的には半沢の上に乗っかった体勢に。オンブバッタ……!?!?

　しかし、これにも負けじと半沢は「いやーーーー!!!!!」と見事に大和田をはねのけ、「やられたらやり返す！　倍……いや、3人まとめて！　1000倍返しだ!!!!!!」と正義を貫く宣言をしたのでした。笑ってはいけない半沢直樹。

　半沢に大和田が覆い被さった“土下座拒否”の場面に、ネット上では「カマキリ先生、とうとう本性を表す」「カマキリ先生！　新種のオンブバッタを発見しました！！」「やめて笑う大和田さんwwwwwwwww」「この大和田の表情って、ただ半沢への恨みや頭取への忠誠や自分自身の打算だけではない、心の奥底にあるバンカーのプライドとの葛藤も感じられるよね」「シリアスかギャグか判断しかねる」など、シリアスなシーンとはいえ、半沢と大和田の仲の良さに笑いをこらえきれない視聴者が殺到しました。

　また、放送終了後には香川さんがTwitterを更新。土下座を強いる場面について「全部で7～8回はやったでしょうか…」と回顧し、“オンブバッタ”のようになったのは「元々は『全力で半沢を押さえつける』という台本のト書きでしたが、結局は大和田が半沢に覆いかぶさる『親亀・子亀』状態に」と熱演のあまり発展した最終形態だったよう。「堺さんも私も翌日、もちろん筋肉痛でしたww」と明かしています。もう、本当に仲良しなんだから!!!

　なお、20日からこれまでの日曜劇場『半沢直樹』（新シリーズ）の配信が決定。動画配信サービス「Paravi」では、第1話～第9話までを有料配信、無料見逃し配信サービス「TVer」TBSFREE」では、1週間限定で第1話～第9話までを無料配信としています。