森永乳業「トマト嫌いが悶絶するトマトヨーグルトを作りました」→20年トマトを食べていない人が食べてみた

　森永乳業は、10月6日から新商品「森永おいしいトマトヨーグルト」を全国のスーパー等で販売開始します。もう一度お伝えしますが、どうやら本当に「トマトのヨーグルト」らしいのです。

　おなじみの「森永アロエヨーグルト」を超える新商品を生み出そうと、森永乳業が研究に研究を重ね、苦心の末に生み出したという「トマトヨーグルト」。トマト好きの人は「ふーん、ありなんじゃない」程度に感じるかもしれませんが、一方でトマト嫌いの人なら「そんな恐ろしいこと、口にも出さないでちょうだい！」といった気持ちになるのではないでしょうか。

　そんなトマト嫌いの方々に追い打ちをかけるように、販売開始と同じタイミングでテレビCMの放送も一部地域で始まっています。

　いやいや、ちょっと待ってほしい。トマト嫌いの人、めちゃくちゃ「うわ～」ってなってる。最高って言ってるの、最後に出てきたトマト好きの人一人だけじゃん！　……でもここまで言われると、ちょっと気になる。

　そうなのです。実はこの「トマト嫌いな人の声のリアルさ」こそが、森永乳業の商品開発に役立てられていたというのです。

血も涙もない！　トマト嫌いの苦悶に満ちた声を追求した商品開発

　新商品の開発にあたって、森永乳業では「トマトヨーグルトという商品があったら、食べてみたいか？」という消費者アンケートを実施しました。すると回答結果では、トマト好きの人々の「良いんじゃない」という好意的な声よりも、トマト嫌いの人々からの「理解できない」「なぜヨーグルトに混ぜた！？」というような声のほうが圧倒的に目立っていたそうなのです。

　そんな声にもめげずにアンケート結果を分析していると、あることが分かってきました。それは、トマト嫌いの人々の意見のほうが、トマト感への感想がリアルということ。好意的な意見では「気になる」「食べてみたい」というシンプルなものが多いのに対して、トマト嫌いの人々からは「あのぐじゅっと感が耐えられない」「ニオイを想像しただけでキツイ」といった、トマト感の具体的なポイントに触れる意見が寄せられていました。そう言われてみると、好きな食べ物の話よりも嫌いな食べ物の話で盛り上がってしまうこと、確かにあるような気がします。

　そして、森永乳業は「トマト嫌いの人々が反応するポイントを徹底追求することで、トマト感たっぷりのヨーグルトを生み出す」という方向性にたどり着いたのです。

　いい話っぽく聞こえますが、トマト嫌いの人にとっては血も涙もない、悪夢のような話です。

　しかしそんな開発秘話を知ると、ますます実際の味が気になってくるところ。ねとらぼ編集部のトマト好き部員と、そして怯えながらもやってきたトマト嫌い部員でその味を確かめてみることにしました。

トマト好きとトマト嫌い、それぞれいざ実食

　トマトヨーグルトのトマト感を確かめるために、今回集まった編集部員たち。「トマト好きだよ」勢と、「トマトあんまり……」勢に二人ずつ分かれています。

　「トマト好きだよ」勢の代表、たろちん部員とウチハラ部員。商品を前にしても「アロエヨーグルトみたいな感じでしょ？」「トマトサワー大好き」といった楽観的なコメントばかり出てきます。これから試食するのはお酒ではなくヨーグルトです。

　そして「トマトあんまり……」勢としてこの場に来てしまった、コンタケ部員とコニシ部員。「生のトマトはあんまりですが、料理したものなら！」「ケチャップなら食べられるんです」とはじめこそ“控えめな”トマト嫌いであることをアピールしていましたが、聞き出してみるとなんと「最後にトマトを食べたのは20年前……？」（コニシ部員）という衝撃発言が。それ、十分“トマト嫌いガチ勢”ですよ！

あ～～……匂いはがっつりトマトだ……。

……。（苦悶の表情）

もうすでに！？　うわっ……でも本当だ、開けただけでトマトの匂いがすごい。

トマトの「あの匂い」がめちゃくちゃしますね。ヨーグルトだからといって容赦はしてない感じがします。

　最初のインパクトは食べる前、ふたをあけた瞬間にふわっと香る「あの匂い」がかなりのトマト感！　これには、トマト好き嫌い勢どちらも驚きの声を上げていました。

　そして、トマト嫌い勢の本気のリアクション……商品開発担当のエピソードを思い出して妙に納得しましたが、トマトが好きではないと言っている人にトマトヨーグルトを食べてもらうのは、やはり少し心が痛みます。仕方ない、恨むなら森永乳業を恨んでくれ――！

あれ……？

あれ！？

味の方は……たしかに、まだ行けそうな感じがする。最初の匂いで「あっこれダメかも」と思った分、食べられる味だったのが驚きですね。

食べてみると、食べる前の匂いの印象とは全然違いますね！　甘みが結構あって、デザートっぽく食べられそう。桃みたいな甘さかも。

生のトマトと全く別物だけど、好きな人はハマりそうな味。まあ、トマト嫌いな人はどう思うか分からないけど……

……。

20年ぶりのトマト、やっぱりダメですか？

ギリギリです。何とか食べられないこともないレベル。でも最後にトマトを食べた時はたしか飲み込めなかったのですが、今回はそこまでではないです。

すごいドラマだ。20年前にKOされたトマトを前に、今回はダウンせず立ち続けることができている……！！

　甘い、甘くない、フルーツ入りなどさまざまな種類がある市販のヨーグルトですが、食べた人のリアクションや感情がこんなに出るヨーグルトはこれまであったでしょうか。我々は今回、20年越しのリベンジを果たす編集部員の雄姿まで目の当たりにすることができました。

　トマト好きでも「うわぁ……」と声が出るようなトマトの香り、そしてトマト嫌いでも（ギリギリ）口にすることができる食べやすい味わい。ぜひ皆さんも「森永おいしいトマトヨーグルト」を実際に食べてみて、この二重の驚きを体験してみてください。

　さらに10月10日「トマトの日」に合わせ、森永乳業の公式Twitterで「＃トマト嫌い閲覧注意　森永おいしいトマトヨーグルト　プレゼントキャンペーン」の実施が予定されています。詳細は下記Twitterアカウントをご覧ください。

• 森永乳業＠もーりー　公式Twitterアカウント：　@morinaga_milk_

提供：森永乳業株式会社
アイティメディア営業企画／制作：ねとらぼ編集部／掲載内容有効期限：2020年10月23日