ついにこのときが……　ハロプロ、延期になっていた「Juice=Juice」宮本佳林と「アンジュルム」船木結の卒業公演を同時発表

　ハロー!プロジェクトが10月23日、COVID-19（新型コロナウイルス感染症）感染拡大の影響で6月から延期になっていた「Juice=Juice」の宮本佳林さん、「アンジュルム」の船木結さんの卒業公演の日程と会場を公式サイトで発表。12月9日と10日の日本武道館で「アンジュルム」と「Juice=Juice」それぞれ単独公演を有観客で行い、2人を送り出す予定を明らかにしました。ファンは「ついにきちゃった」と悲しみながらも、卒業が延びたことで得たものも多かったと2人に感謝しています。

　宮本さんは公式サイトでの発表に併せてInstagramに動画を更新。「まだコンサートのタイトルを覚えていない」と少々つたないながらも、卒業公演の情報をしっかり自分の言葉でアナウンスしています。宮本さんは卒業後もソロで芸能活動を続けることを明言しており「引退するわけではないのでJuice=Juiceとして最後まで駆け抜けた上で、その先も頑張りたい」と最後までやりきってから次のステップへ踏み出したいと決意を表明しました。

　Juice=Juiceのリーダー、金澤朋子さんもブログを更新しコンサート日程をアナウンスするとともに「卒業公演はJuice=Juice Familyの皆さんの前で。最後は生のライブで。という（宮本さん）本人の強い意思がとても嬉しかった」とここに至るまでのいきさつに抱く本音を告白。グループ結成時からのメンバー、宮本さんの卒業を「寂しい気持ちが全くないと言ったら嘘にはなりますが」と惜しみつつも「新たな門出をみんなでお祝いしてあげられたら」というリーダーらしい温かな言葉で締めくくりました。

　同じく船木さんもInstagramに、本人のひょうきんな人柄があふれるユーモラスな動画を公開。2019年10月にグループからの卒業を発表して以来、先輩の送り出しやツアー中止で延び延びとなっていた卒業コンサートの日程決定を「なんと！　1年越しに！」とちゃかしながら自ら拍手や満面の笑顔、歓声で祝福しています。

　卒業後は芸能活動休止と伝えたあとに、1年も待つことになるとは予想できなかったのか「発表から1年という時間が空いたんですよ」と苦笑いする場面もありましたが、ファンやメンバーと一緒に過ごす時間が長く延びたことで「よりアンジュルムを好きになった」「無駄じゃなかった」と前向きな気持ちを強調。ラストスパートに向けてダイエット宣言をするとともに「お時間があったらぜひ」とファンへ来場を呼びかけています。

　2人のもとへは多くのファンから反響があり「観客ありの卒コンが決まって嬉しい」と喜ぶ声や「ついにきちゃった」「完全に油断しててしんみり」と早くも寂しがる声の他「ぜったい行きたい」と切実なコメントも見られました。

　船木さんが話した通り、卒業が延びたことを前向きに捉えているファンも多く「卒業延期してる間にかりんちゃんに出会えて本当に良かった」「この一年間で結ちゃんとアンジュルムが大好きになりました」と感謝のコメントもよく見られました。