マラドーナ急死を、“王様”ペレや同郷のメッシが追悼 「いつか天国でまた一緒にサッカーをしよう」(1/2 ページ)
伝説は永遠。
アルゼンチンサッカー代表として数々の伝説を残したディエゴ・マラドーナが11月25日、ブエノスアイレスの自宅で死去。突然の訃報に“王様”ペレや、同郷の英雄リオネル・メッシ選手が追悼コメントを発表しています。
マラドーナは1976年、同国リーグ史上最年少の15歳11カ月でプロデビュー。サッカー史に数々の伝説を残しましたが、中でもアルゼンチンが優勝した1986年のワールドカップ対イングランド戦での「神の手ゴール」と「5人抜き」エピソードはあまりにも有名。引退後には私生活の乱れや失言で話題になることが多かったものの、そのキャラクターが多くの人々に愛されていました。
マラドーナと同じく恵まれない少年時代を経て、サッカーで人生を切り開いたペレ。メディアにはたびたび比較され確執がうわさされることもありましたが、ペレはマラドーナの死に際して「親愛なる友人を失った」とInstagramに投稿。ワールドカップの優勝カップを掲げるマラドーナの写真に添え「そして世界は伝説を失った」「いつかきっと、天国できみとサッカーを一緒にできればと思う」と再会を約束しました。
小柄な体格やプレイスタイルから“マラドーナの再来”と評されることも多かったメッシ。自国の英雄の死去を受けて「アルゼンチン国民全て、そしてサッカーにとって、とても悲しい日だ」とInstagramに投稿。生前に撮影した2ショットを公開し「彼は亡くなったが消えたわけではない、ディエゴは永遠なのだから」と死してなお偉大な存在であると強調しました。
現役No.1選手の1人として名高いポルトガル代表選手クリスティアーノ・ロナウドも「ぼくは友人へ、世界は永遠の天才へ別れを告げなくてはならない」とInstagramで2ショットを公開。60歳とまだ若かったことに触れ「あまりに早く訪れた別れだけど、いつまでも色あせない偉業を残してくれた」として、今後もマラドーナ伝説は語り継がれていくだろうと述べています。
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