『サタマガ』など歴代セガ専門誌の集大成『セガハードヒストリア』発売決定　「チェルノブ」などPCで遊べるゲーム10本収録

　『BEEP!メガドライブ』『セガサターンマガジン』『ドリームキャストマガジン』の、歴代セガハード専門誌を再編した書籍『セガハードヒストリア』が、SBクリエイティブから2021年7月21日に1万6500円（税込）で発売されます。大ボリュームの480ページ。3誌の記事を厳選して再録するほか、Windowsで遊べるメガドライブのゲームなどを収録する豪華仕様で、完全受注生産となります。

　ソフトバンクの出版部門が刊行していたこれらのセガ専門誌は、のべ300冊・総ページ数5万ページ以上。この膨大な情報を、当時のメインスタッフが系統立てて再編し、歴史的な資料として参照可能にするとのことです。

　当時のスタッフが当時のキーパーソンに聞くメモリアルインタビューや、読者参加型レビュー企画「読者レース」の最終結果も掲載。また、全300冊の要点を網羅したカタログページも設けられています。

　収録されるメガドライブ用ソフトは全10本（説明書もPDF形式で付属）。執筆時点では「ラングリッサー」「アンデッドライン」「スタークルーザー」「チェルノブ」の4本が決定しています（残り6本は順次発表）。メガドライブミニなどの復刻企画とカブらないよう配慮しているそうで、レアものばかりでうれしい限り（特にチェルノブ）。

　さらに、タカラトミーアーツが2019年に発売したメガドライブのミニチュア、「SEGA HISTORY COLLECTION メガドライブ編」（関連記事）がフルセットで同梱。サムシング吉松さんの連載漫画『セガのゲームは世界いちぃぃぃ！』全3巻も、PDFファイルとして完全収録されます。