USJ「スーパー・ニンテンドー・ワールド」がエリアマップを公開　ホントにホントにマリオの世界だぁ！

　ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに2021年2月4日にオープンすることがすでに発表されている任天堂のキャラクターとその世界をテーマにしたエリア「スーパー・ニンテンドー・ワールド」のエリアマップが公開されました。

　「マリオカート ～クッパの挑戦状～」や「ヨッシー・アドベンチャー」といったライド・アトラクションはすでに発表されていました（関連記事）。シンボルのひとつとなる「クッパ城」もすでにメディア公開されています（関連記事）。

　今回、公表されたのはエリアマップのほか、パーク内で遊べるアクティビティ、シェフキノピオが腕をふるうレストラン「キノピオ・カフェ」や、グッズ盛りだくさんなおもちゃ工場「ワンナップ・ファクトリー」の詳細です。

　YouTubeに投稿された紹介動画では、「マリオのお父さん」である宮本茂氏がパークを案内しています。任天堂とユニバーサル・スタジオのクリエーティブチームが6年以上もの歳月をかけて現実にした“ゲームの世界”の楽しみ方や、エリア開発へ込めた特別な思いなども語っています。

　動画を見ると、パーク内はキノコ王国の世界が広がり、ヨッシーやクリボー、パックンフラワーがゲームさながらの動きをしています。パーク内で遊べる“アクティビティ”も楽しそう。パワーアップバンドをつけて、ハテナブロックをパンチすると、スマホアプリにコインがたまります。これ以外にも、パーク内にはさまざまな仕掛けがあるようです。キノピオ・カフェやワンナップ・ファクトリーの様子も動画で見ることができます。

ハテナブロックをたたいたり、敵キャラクターと駆け引きしたり……アクティビティがいろいろ

　パーク内で販売される「パワーアップバンド」を装着すると、エリア内で大小さまざまな“アクティビティ”と呼ばれる体験に挑戦できます。スマートフォンにダウンロードしたユニバーサル・スタジオ・ジャパン公式アプリと連動させれば、集めたコインの数を友達と競争することもできます。

　ハテナブロックやPOWブロックなどを、マリオになりきってパンチする体験をはじめ、「ねらえ！ ノコノコ ・POWブロックパンチ」や、「とめろ！　パックンフラワー・アラームパニック」など、さまざまな敵キャラクターとの対戦を楽しめます。

　パワーアップバンドのデザインは、「マリオ」「ルイージ」「ピーチ」「デイジー」「キノピオ」「ヨッシー」の全6種類。各キャラクターに対応するamiibo機能が内蔵されており、自宅のNintendo Switchでも楽しめます。

マリオやルイージから話しかけられる「ミート＆グリート」

　パーク内では、マリオやルイージたちと会って写真を撮ることができます。それだけではなく、マリオやルイージたちと会話ができます。マリオたちとの会話もパワーアップバンドと連動しており、さらに楽しみが広がります。

“シェフキノピオ”が腕をふるうレストラン「キノピオ・カフェ」

　ゲームでおなじみのキノピオハウスが、遊び心満載の「キノピオ・カフェ」として、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン最大の座席数を誇るレストランになって登場します。

　ここでは「キノピオ」が、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン限定のオリジナルキャラクター「シェフキノピオ」として登場。とっても陽気で働き者なシェフキノピオが腕をふるい、遊び心いっぱいのメニューで、ゲストに元気とパワーを提供します。

　また、店舗内の窓からは厨房で働くキノピオたちの様子を眺めることもできるなど、ストーリー性にあふれた演出も楽しい、五感を通してマリオの世界にどっぷりと入り込めるレストランです。

グッズが盛りだくさんのおもちゃの工場「ワンナップ・ファクトリー」

　入り口が土管になっているショップ「ワンナップ・ファクトリー」は「キノコ王国のおもちゃ工場」というコンセプトで、歯車やメーター、ベルトコンベアーなど、工場をイメージさせる装飾がゲストを楽しませます。

　店舗内ではマリオやルイージをはじめ、ヨッシー、キノピオ、さらにはクッパ、クリボーなど、さまざまなキャラクターのなりきりグッズが充実しているほか、任天堂の開発チームが企画・開発を手掛けた「トコトコマリオ」が世界で初めて販売されます。電池も不要で、ノコノコの甲羅を持って押すと、マリオが足を動かしトコトコ歩きます。

　またYouTuberのヒカキンさんがユニバーサル・スタジオ・ジャパン公認クリエイターに就任しました。YouTubeチャンネル「HikakinTV」で「スーパー・ニンテンドー・ワールド」を世界最速で体験リポートする動画が公開されています。

（高橋ホイコ）