「誰でも楽しめる長期休暇の過ごし方をまとめました」→ 狂気しかない作品リストに「心が壊れそう」「ヒトの形を保てなくなりそう」の声(1/2 ページ)
全部見たら現実に戻ってこれなくなりそう……。
「年末年始が近づいてきたので、誰でも楽しめる長期休暇の過ごし方をまとめました」。この長期休暇にオススメの本や映画などを紹介した投稿が、Twitter上で話題となっています。しかし、おに(@onitannbitannbi)さんのこのツイートに対して、「心が壊れそうなラインアップ」「ヒトの形を保てなくなりそう」など狂気を感じるコメントが相次いでいます。どういうことなの……?
リストを見てみると、「誰でも楽しめる」と謳いつつ、「『カラマーゾフの兄弟』を読破する」「『ドグラ・マグラ』を読破する」「『デビルマン』を読破する」などなど、いずれも長期休暇に読むには……いや、むしろ長期休暇以外のタイミングで読んだら社会生活が不可能になりそうな作品ばかり。ご丁寧に、所要時間にはしっかり「放心状態数日」「鬱期間数日」などと書き添えてあります。完全に確信犯だった。
例えば、夢野久作『ドグラ・マグラ』に関しては「約700頁程。読んだ者は一度は気が狂うと言われている日本四大奇書の一つ。奇々怪々な文章に身をゆだねる必要があるうえに放心する期間も必須」と記しています。投稿者の心がわかっておそろしい……。
投稿は「読書編」「映画編」「その他編」と分かれており、映画編では「サメ映画耐久レースをする」「ラース・フォン・トリアー監督作品耐久レースをする」など、その他編では「2000年以前の野島伸司ドラマを見る」「ジェニーの服を作る」など、やはりだいぶクセのある楽しみ方が提案されています。ラース・フォン・トリアー作品を全部ぶっ続けで見たら、年末年始どころか半年くらいは引きずるのでは……?
この狂気のラインアップに、Twitterでは「正月明けたら、自分が自分でなくなってる自信あります」など、読後の自己同一性を不安視する声も。確かに長期休暇でもなければなかなか挑戦できないことばかりですが、実際にやるかどうかは自己責任でどうぞ。
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