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「10年後の自分へ ぜったい夢はかなうよ!」 ある絵師に届いた“自分からの手紙”が感動呼ぶ(1/2 ページ)

10年かけて向上した画力が手紙への返事に。

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 「ぜったい夢はかなうよ!」と、10年前の自分から手紙が届いた――。あるTwitterユーザーに起きた出来事が感動を呼んでいます。現在の自分は、あのとき思い描いた“未来の私”になれているでしょうか……?

 事の起こりは、「10年後の自分に手紙を書こう」という小学校の企画。投稿主のぐしこ(@RHTY_5780)さんは、「マンガ家になるっていう夢をかなえようとしてるの? もしそれだったら、前、頭の中で作った物がたり、覚えてる? それ、かいてみて、ママも言ってたけどぜったい夢はかなうよ!(原文ママ)」とつづり、未来の自分がどれだけ上手になったか確認できるよう、イラストを添えて提出しました。

漫画家を志した10年前、投稿主本人が書いた手紙。当時「昔の絵(と)くらべてね!」と添えたイラストから、どれだけ画力は変わった……?
そして10年がたち、画力は飛躍的に向上。この絵こそが、過去の自分への返事に

 手紙は学校が保管し、きっちり10年たってから本人へ郵送。ぐしこさんはすっかり忘れていた過去からの手紙に驚くとともに、幼き日の自分へ答えるように、はるかに上達したイラストを披露しています。夢の実現へ着実に進んでいる……!

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 「10年間の進歩がすばらしい」「続けているとこうも変わるんだ……」「年始早々グッときた。励みになりました」と、多くの人を勇気づけたこのツイート。編集部はぐしこさんを取材し、手紙にまつわる思いを聞きました。

10年前の自分へ「まだ描きまくってるよ!」

―― 10年前に手紙を出したことは覚えていましたか?

ぐしこ 全く覚えておりませんでした。手紙が急に届いて本当に驚きました。恥ずかしさ6割、驚き4割ぐらいの気持ちです。見た人の笑い話になればいいかなと思い、ツイートしました。

―― 手紙にある「頭の中で考えた物語」は覚えていましたか?

ぐしこ なんとなく心当たりはありますが、これというものは分かりません。

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―― これからその物語を実現する気持ちは……?

ぐしこ 今はイラストレーター志望なのもありますが、かすかに覚えている話も、質の悪い物語になりそうなので描きません。私は好きですが……物語を書く才能はおそらくなさそうです。

―― 手紙を出した当時の自分に返信するとしたら、何と書きますか?

ぐしこ 「まだアホみたいに絵描きまくってるよ! 安心しろ!」ですかね。


 10年前とは方向性こそ変わりましたが、ぐしこさんは今もなお、絵に関わる夢へ向けて活動中。SKIMAを介してキャラクターデザインやイラスト制作をしつつ、年内には本格始動したいと抱負を語りました。

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画像提供:ぐしこ(@RHTY_5780)さん
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