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三石琴乃がアニメ「セーラームーン」第1話の手書き台本公開 「月にかわって」が別物になりかけていたおしおき必至の凡ミス判明

関智一「ここから始まったんですね」。

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 声優の三石琴乃さんが1月14日、関智一さん司会のYouTube番組「動画、はじめてみました」にゲスト出演。28年前に使用したアニメ「美少女戦士セーラームーン」第1話の台本を公開し、当時の貴重な裏話を語っています。

「セーラームーン」初回アテレコを振り返る三石琴乃さん

 普段はテレビなど公の場に顔出しで出演することがほとんどない三石さんですが、本人もキッパリ述べているように、今回は1月8日から前編が公開されている劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」(後編は2月11日公開)の宣伝目的でYouTubeに出演。25年ぶりの「セーラームーン」劇場版公開とあってPR活動にも気合いが入っており、第1話の台本を持参し生アテレコを披露しています。

 約30年前のものとあって、年期の入った台本の表紙は「黒ずんで……」「黄ばんで……」と関さんに突っ込まれていますが、内部の文字は三石さんの書き込みも含めてしっかり読める状態。 関係者の結束を強めるために行われる飲み会(打ち入り)の案内チラシも挟まれたままで、いかに三石さんが大切に保管していたかがうかがえるようです。

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 三石さんは台本と一緒に、原作者の武内直子さんがオーディションのため書き下ろしたという設定資料も公開。トレードマークの髪形「だんご」というビジュアルへの言及や「左利き?」というプロフィールも含め、ファンにとっては細かく一時停止して心ゆくまで堪能したい情報が次々と明かされました。


三石さんと関さん(画像はYouTubeから)

うわあぁセーラームーンだあぁぁ(画像はYouTubeから)

 三石さんは動画で「月にかわっておしおきよ」という決めぜりふの言い回しについて「見得を切る場面もありアクションがゆっくりしているから、時代劇をイメージした」と誕生秘話を告白。一方で台本の語尾にはハートマークがついていて、演じるうさぎのおちゃめなかわいらしさを強調する演出があったことを明かしています。

 なお当時の台本は手書き文字を印刷したもので、誤植や書き間違いなどのミスはよくある話だったそう。このため、大切な決めぜりふも「月“と”かわっておしおきよ」となっており、関さんから「より時代劇調」と突っ込まれる場面もみられました。一文字違うだけなのに。


成敗されそうYouTubeから)

 当時の貴重な裏話にファンは「時を重ねてもセーラームーンが1番」「セーラームーンの後時代劇の暴れん坊将軍だったなぁ~って思い出した」と当時を懐かしむコメントを投稿。また三石さんファンも貴重な顔出しを「地声がもう素敵すぎる」「美人さんだ」と喜んでいます。

 ちなみに三石さんと関さんは同じ養成所出身でデビュー前からお互いをよく知る間柄のため「ライダースーツを着てバイクで通う三石さんは、当時みんなのマドンナだった」「人の台本にいたずら書きするの関くんだっけ?」と懐かしい思い出を語り合う場面も。「バズリ漫画」を朗読する場面でも、息の合った掛け合いを披露していて「ベテラン声優。さすがです」「おもわず泣いてしまいました」と反響を得ています。

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