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大人な男女の「夜の大乱闘」を描いた漫画がまさかのオチ 手フェチの行きつく「終点」がこれか……(1/2 ページ)

ぶっ飛んでる。

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 人目を避けて夜の町を歩く男と女――。大人の逢瀬をしっとりと描く漫画が、いつの間にか読者を異様な世界へ引き込んできます。

パートナーの手にひかれるって人も世の中には多いだろうなあと思って読み進めると……?

 「ショウ君の手が好き……長い指、浮き出た血管、ごつごつした大きな手が好き」とうっとりしながら歩く女性。何の仕事をしているのか? 薬指の指輪の意味は? そんな疑問が気にならないくらい、彼の手にほれこんでいるようです。

 彼の手にほれこんでいるというか、ショウ君は「手」そのものでした。

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 「手をつないだ感触だけで十分、それが私たちの全て……」とロマンスに酔っていますが、本当に全てなんだから至極当然です。「2人に言葉はいらない」……って、そもそも会話にならんだろ!

 そしてホテルで一夜を過ごす奇妙なカップル。最後の最後で明かされたタイトル「ショウ君はマスターハンド」が、あっけにとられた読者に追い討ちをかけて、物語は幕を閉じるのでした。これスマブラの話だったの?

スマブラのラスボスとしておなじみのでっかい手(画像は「大乱闘スマッシュブラザーズX」公式サイト「スマブラ拳!!」より)

 ちなみに作者も後から気付いて補足していますが、ショウ君は左手なので正確にはクレイジーハンドだったりします。どちらにせよ、あの手袋の中身は手フェチ受けしそうなイケメンだったんですね(?)。

ちなみに、ショウ君の由来は「掌(てのひら/ショウ)」でした

 「予想の裏切り方がすごい」「アップや切り取りなどの漫画表現を逆手にとったどんでん返しが良い」と好評を博したこの漫画。作者の泥水真水(@doromamizu)さんは新人漫画家で、デビュー作「君のあだ名は」がコミックDAYSにて公開されています。

漫画提供:泥水真水(@doromamizu)さん
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