ニュース

「話せばわかる」と思い込んでいたけれど……「子どもに気持ちを伝える方法」について描いた漫画が参考になる(1/2 ページ)

方法を変えれば心の伝わり方も変わる!

advertisement

 漫画やイラストで日常などを描く渋谷はる(@harushibutani)さん。「『うちの息子が話を聞かない!』と思っていたら、わたしの伝え方が悪かったという漫画を描きました」というコメントとともに、息子さんに手紙で気持ちを伝えたエピソードを投稿しています。

一生懸命に話すものの伝わりません

 息子さんが小学校3~4年生だったころ、はるさんは息子さんが目上の人に失礼な態度を取ってしまったり、友だちとトラブルを起こしたりしてしまっても、起こったことに向き合えず、繰り返してしまっていることに危機感を持っていました。

今伝えないと!

 「このままでは息子が孤立してしまう」と一生懸命話をしようとします。しかし、息子さんは心を閉ざしてしまい、はるさんの気持ちは届かなくなってしまいます。息子さんに対して怒っているわけではないということや、自分が味方であることも伝わっていないようです。

advertisement
怒っているのではなく、これからのために、大事なことを伝えたいだけ
気持ちが届かない!

 「いま重要なのは伝えたいことが伝わっていないこと 味方をしたいのに味方だってことが信じてもらえてないんだ」――はるさんは今までの伝え方を改め、息子さんあてに、手紙を書きます。

怒ってるわけじゃないのに、それすら伝わっていない……
きちんと伝わるよう、方法をチェンジ!

 そして、時間をかけて手紙を読んだ息子さんは、はるさんに自分の考えを書いたお返事を書いてきました。どうやら気持ちが伝わったよう。はるさんにとっても、「方法を変えれば心の伝わり方も変わる」と、コミュニケーションの可能性の広がりが感じられる出来事となりました。

じっくり読んでくれた!
話せばわかる! とは限らないようで……。でも、方法を変えれば伝わるかもしれません

 トラブルが起きたら、面と向かって大事なことを話すのも大事ですが、読んだり書いたりするのに時間がかかる手紙の方が、プレッシャーをかけず、考える時間も確保しながらメッセージを伝えられるのかもしれません。

どうせやるなら宿題も楽しく!

 イラストや漫画で日常などについて描くはるさん。少し甘えん坊でマイペースな息子さんとのやり取りが漫才のように軽妙で、微笑ましくもあります。

画像提供:渋谷はる(@harushibutani)さん

(谷町邦子 FacebookTwitter

advertisement
       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  2. 「その手があったか!」 ほぼ卵焼きだけの弁当?→“まさかのサプライズ”が800万再生 「天才すぎて泣いた」
  3. 「Snow Man」の映像が中国で物議→公開停止 所属会社「歴史的事象に対する配慮に欠けた」と中国語と日本語で謝罪
  4. 「ボットン便所を簡易水洗にしたい」→「どれどれ……」 建設会社スタッフが驚がくした“歴史的遺物”に大反響 「相当貴重なもの」
  5. 「かわいいってこういうこと」 生後1カ月の子猫が暖をとる場所は……幸せしかない姿に「この角度から見るのが最幸」
  6. 「これは悲しい」 Appleが新型「iPad mini」いきなり発売→“まさかの悲劇”がショックすぎ 「本当にタイミング悪すぎた」と同情の声
  7. 「嘘だろおい……」 ペットのイグアナが産卵→食べてみた “衝撃の食リポ”が1700万表示 「驚愕してる」「勇気に脱帽」
  8. 目からウロコの“クリップ活用法”5選! まねしたくなるアイデアに「え、天才」「こんなに便利になるとは……」
  9. 「で、で、で…でっっっっっか!」 日本最大級のクモ「オオジョロウグモ」を手と比べてみると…… 大迫力のビッグサイズに「軍曹さんより大きいですね」
  10. 「天才すぎ笑」 幼い姉弟に付き合う柴犬、アンパンマンカーを見事に乗りこなし…… 人間のような姿が860万再生「ちゃんと足上げてる!」