与謝野晶子『みだれ髪』の表紙がハート型ポーチに フェリシモミュージアム部が「あやしい絵展」とコラボグッズを発売
アートを感じるグッズ3種類が登場。
「フェリシモミュージアム部」が、東京国立近代美術館で開催中の「あやしい絵展」とのコラボレーショングッズを発売しました。
企画展のテーマである「あやしい」を表現したコラボグッズは、『みだれ髪』装幀(藤島武二作)、「おまえの口に口づけしたよ、ヨカナーン」(オーブリー・ビアズリー作)、「横櫛」 (甲斐庄楠音作)をモチーフにした3点。それぞれ、原画の物語や雰囲気を生かしたグッズに変身しました。
みだれ髪エチケットポーチ
藤島武二が手がけた与謝野晶子『みだれ髪』初版本の図案。図案をそのままかたどったハート型のポーチには、女性を射抜く矢のタグが付いています。タグの裏には、『みだれ髪』のタイトルが書かれているのも細かなこだわりです。
ポーチの内部には、ポケットティッシュを入れられるポケットやメッシュポケットが付いており、コンパクトながらもリップや目薬など必要なものをスッキリとまとめられる作りになっています。
湯気とともに物語が立ちのぼるカップ
オーブリー・ビアズリーが『ザ・ステューディオ』創刊号に寄せた挿図「おまえの口に口づけしたよ、ヨカナーン」。黒いマグカップには、オスカー・ワイルドの戯曲「サロメ」の作品が描かれることの元となった戯曲「サロメ」のシーンの台詞「J’ai baise ta bouche Iokanaan, j'ai baise ta bouche(訳:お前の口にくちづけしたよ、ヨカナーン、お前の口にくちづけしたのだよ)」がプリントされています。
マグカップにお湯を注ぐと、黒い部分の色が変わり、下からビアズリーの挿図が浮かび上がります。
障子の向こうからあやしくのぞくレターセット
甲斐庄楠音 「横櫛」をプリントした便箋と障子柄の半透明の封筒のセット。封筒に便箋を入れると、まるで女性が障子の向こうからこちらをのぞいているように見えます
全ての商品には、モチーフとなった作品の解説が書かれたフェリシモミュージアム部オリジナルの情報カードがついており、グッズを通じて作品について学びを深められます。
あやしい絵展は、3月23日から5月16日まで東京国立近代美術館で開催中。東京での会期終了後は、7月3日から8月15日まで大阪歴史博物館に巡回します。
フェリシモミュージアム部とのコラボ商品は、各会場特設ショップにて販売中です。
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