アカデミー賞授賞式、大御所グレン・クローズの尻振りダンスが話題を独占 無冠記録タイも「一番のハイライト」(1/2 ページ)
この大御所、ノリノリである。
現地時間4月25日に第93回アカデミー賞授賞式が開催。映画の祭典で大御所グレン・クローズが尻振りダンスを披露し話題を独占しています。
パンデミック下の授賞式とあって歌やダンスなど派手な演出はほとんどなく、代わる代わる登場するプレゼンターがモノローグのような語り口で候補者や作品を紹介するスタイルで開催された2021年のアカデミー賞。それだけに「ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌」(Netflixで配信中)での演技で助演女優賞にノミネートされていたクローズが見せたコミカルな一面が光りました。
箸休めに挟まれた曲当てクイズで指名されたクローズは、1988年のヒット曲「Da Butt」(E.U.)を当てるだけでなく、印象的な尻振りダンスまでノリノリで披露。Giorgio Armani Prive(最後のeはアキュートアクセントを付したe)の総ビジュー長袖ドレスを揺らしながら見せた予想外の自由な振る舞いに、この日一番の歓声を巻き起こしました。たちまちネットではGIF動画がバイラル化し「国宝級」「このパフォーマンスにオスカーを与えるべき」「ありがとう、忘れられない一夜になった」「頭から離れないよ」と反響を呼んでいます。グレン・クローズ様だぞ!?
なおクローズも言及していましたが、「Da Butt」はスパイク・リー監督映画「スクール・デイズ」の主題歌でした。リー監督は「マイ・シスター、グレン!」と呼びかける動画をInstagramへ投稿し「最高じゃねぇか!」と絶賛。「やるなグレン、ありがとう!」と感謝を伝えました。
「賞レースには敗れたがこの日一番のハイライトは間違いなくグレン・クローズ」とたたえられたクローズ。8度目のノミネートでついに初受賞なるかと期待されていましたが、賞はユン・ヨジョン(「ミナリ」)へ。8度ノミネートで未受賞は、故ピーター・オトゥールと並ぶ記録となりました。
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