飛び跳ねたカレーの黄色いシミを簡単に取る方法 白いシャツにうっかりつけたときに覚えておきたい(1/2 ページ)
完全に透明になるわけではありません。
カレーライスはおいしい。しかし、うっかり食べこぼしてしまい、洋服にカレー染みがついてしまい落ち込んでしまう……なんてことありますよね? おろしたての服や、白さが際立つシャツのときに限ってなぜか飛び跳ねてしまう。気が付いたらなんでこんなところに黄色いシミが……。そんな悲しい思いを払拭する暮らしの知恵が話題です。
投稿したのは日本酒ナビゲーターのクリーミー大久保(@arguta203)さん。カレー教室で学んだ最大のライフハックとして「カレーの黄色(ターメリック)の着色は、太陽の光できえる!」とツイートし、この現象を知っている人はもちろん、まさにカレー染みで悩んでいた人たちから大きな反応がありました。
なぜ太陽光で消えるのかというと、カレーの黄色はツイートにもあるとおりターメリック(うこん)に含まれるクルクミンという黄色い色素によるもので、水には溶けにくいが日光(紫外線)には弱く、比較的簡単に分解され消えてしまう性質があるからです。S&Bのカレー.comでも「衣服についてカレーの色はどうしたらとれるの?」という質問に対して、「カレーの黄色いシミがついた時は、シミの部分の油分を洗剤で洗い落とした後、よく陽の当たるところに干しておくと自然に色は消えてしまうことがあります」と提案しています。
クリーミー大久保さんもヘラで試したようで、「本当に30分くらいでもみるみる落ちます」と報告しています。ちなみにS&Bのサイトでは、クルクミンが酸性では黄色に、アルカリ性では赤色になるという性質のため、普通の石けんで洗った時にはシミの部分が黄色から赤色に変化することがあることも触れています。変色しても水洗いすれば再び黄色に戻るそうです。
なお、色あせしやすいものは直射日光を避け、日陰干しを繰り返して徐々にカレーのシミを落としていくのが良いとのこと。デリケートな素材の衣服の場合や、日光でも落ちない場合などには、専門のクリーニング店などに相談することを勧めています。
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