【漫画】「原石のダイヤ欲しい いま」 思い立ったその足で問屋街に行き、その日のうちに初めてのダイヤモンドを買った話(1/2 ページ)
正八面体のかっこいいやつ。
ダイヤモンドの原石を購入したときの体験を、Twitterユーザーのルカ(@962luca)さんが漫画で紹介しています。
ある日、仕事中に「原石のダイヤ欲しい いま」と思いたったルカさん。
子どもの頃から鉱物全般が好きだったルカさんは、社会人になってからはお店や即売会を訪れて少しずつ買い集めていました。
前々から興味を持っていたこともあり、早速売っている場所を調べ、宝石卸問屋街に出かけます。
ルカさんがお店の中に入ると、店員さんの不思議そうな視線が向けられます。卸問屋は基本的に業者さんが出入りする場所。いきなり宝石を見に来る一般人は珍しかったようです。
店員さんを前にお買い物モードのスイッチが入ったルカさん。ネットショップで見かけた品を見せてほしいとお願いします。
商品にキズをつけてしまっては困るため、身に着けていた貴金属を外し席で待っていると、目の前に原石のダイヤモンドが運ばれてきました。
見せてもらったのは八面体の原石。自分の手の中にあるきらめきに心がときめきます。
もともとダイヤモンドにはそれほど興味が無かったというルカさんですが、自然の力で正八面体になる原石があることを知り、その神秘的な美しさにひとめぼれしたといいます。
店員さんが拡大鏡を貸してくれましたが、使い方が分からないルカさんはそれっぽいポーズでのぞきこみながら石をじっくりと見定めます。
丁寧な接客を受け、店員さんとの話も弾んだルカさん。一般客の対応時間が終わるころには目的のダイヤが決まりました。お会計を待つ段階になって押し寄せてくる疲労感。最近のどんな仕事より悩んだとのことです。
鑑別書をもらい、支払いを済ませて外に出たルカさん。自分の石に目をやるたびに自然と笑みが浮かびます。初めてダイヤモンドを手にするシチュエーションは人それぞれだと思いますが、満足いく出会いができたようです。
ちなみに購入したダイヤモンドは石自体には手を加えず、自分でペンダントに仕立ててアクセサリー兼お守りとして持ち歩いているとのこと。形を整えたダイヤモンドもステキですが、原石のままの輝きもステキです。
ルカさんはこの他にも、小説や漫画を公開中。小説「魔法使いの弟子の勤労」をエブリスタとノベルアッププラスで、同作の舞台のモデルにしたイギリス旅行のエッセイ漫画をTwitterで発表しています。
画像提供:ルカ(@962luca)さん
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