ニュース

ピザ×ごはん ドミノ・ピザ禁断の新メニュー「ピザライスボウル」はなぜ生まれたか? その狙いを聞いてみた(1/2 ページ)

おひとり様需要に応える狙いも。

advertisement

 ドミノ・ピザが、「ピザ×日本食 究極のコラボ」として開発した新商品「ピザライスボウル」を発売しました。ライスにピザのトッピングを合わせた新メニューには多くの人が注目し、「おいしそう」「食べたい」「ドリアでは?」などの声が寄せられています。

新たなメニュー「ピザライスボウル」に集まる注目!

 なぜ日本食とコラボし、なぜ「ライスボウル」を選んだのか、ドミノ・ピザに「ピザライスボウル」誕生の経緯をたずねてみました。

「日本人の舌を理解した商品を作っている」という自負から生まれた(ドミノ・ピザ公式サイトより)

―― なぜ「ピザ×日本食」なのか。開発にいたったきっかけを教えてください。

advertisement

ドミノ・ピザ 当社の独自調査によると、お客さまにはドミノ・ピザは「アメリカンなピザ屋」というイメージが強いというデータが出ています。ドミノ・ピザは、アメリカ本場のピザとして長く親しまれてきましたが、日本人の好みに合う味も理解し、ピザなど商品をご提供しています。それを知っていただくために、日本の味を追求した商品の開発に挑みました。

 今増えている、おひとり様需要にお応えしたいという願いもありました。

持ち帰りでは799円~999円の価格帯。写真はピザライスボウル ドミノ・デラックス、799円(ドミノ・ピザ公式サイトより)

―― 開発にあたって苦労したことや、こだわりについて教えてください。

ドミノ・ピザ ドミノ・ピザでは、すべてのメニューに合成保存料、合成香料、合成着色料を使用していません。ピザライスボウルを開発するにあたって、市場に出回っているバターライスには合成保存料などの食品添加物が使われていることが多いので、使用していないバターライスを作ることから始めました。

 また、おひとり分の、ちょうどよいボリューム感のご飯の分量にすることも、苦労しました。

advertisement

―― 「ピザ×日本食」の日本食に「ライスボウル」を選んだ決め手は。

ドミノ・ピザ 開発段階では、おにぎりをはじめとしたさまざまな日本の味からアイデアを得て試行錯誤しました。

 ピザは人が集まるときに注文するイメージがありますが、ドミノ・ピザでは、普段からピザを楽しんでいただきたいと思っております。日本人は毎日お米を食べます。お米とピザを合わせてみたら、もっとピザが身近になるというのが、ライスボウルになった経緯です。

 そして、おひとり様にぴったりなボリューム感でお楽しみいただけることも決め手となりました。

1人分にちょうどのボリューム(ドミノ・ピザ公式サイトより)

 ドミノ・ピザの公式YouTubeでは、商品開発の苦労がコミカルな再現ストーリーとして公開されています。「これはフィクションですが、実際の商品開発においても、さまざまなインスピレーションを得て、お客様に喜んでいただける『ピザの常識を変える!』商品づくりを手掛けております」とのこと。

advertisement
誕生までの道のりをドキュメンタリーに(フィクション)

 メジャーな日本食の「ライスボウル」(丼もの)と、ドミノ・ピザならではのトッピング。バターライスからこだわった味は、ドミノ・ピザの新定番となるのでしょうか。

2020年5月某日、社長からの指令によりプロジェクトはスタート(総集編:「ピザx日本食 究極のコラボ商品」開発秘話より)
時には壁にぶつかることも(総集編:「ピザx日本食 究極のコラボ商品」開発秘話より)
トライ&エラーの末にたどり着いたのは……(総集編:「ピザx日本食 究極のコラボ商品」開発秘話より)

(谷町邦子 FacebookTwitter

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 天井裏から変な音がする→スマホを突っ込んで撮影したら…… 映った“とんでもねぇ”モノに「恐ろしい」「何これ」と騒然の196万表示!
  2. 釣りに行こうとしたら、海岸に子猫が打ち上げられていて…… 保護後、予想だにしない展開に「神様降臨」「涙が止まりません」
  3. しぶとい雑草“ドクダミ”を生やさない超簡単な方法が115万再生! 除草剤を使わない画期的な対策に「スゴイ発見」
  4. 0歳赤ちゃんの手をママがにぎった瞬間、いとおしすぎるリアクションが! 「かわいいな〜〜!」ともん絶する人続出
  5. アルミ板に水銀を垂らしたら……? 5000万再生の“衝撃的な実験結果”に「不気味」「一生忘れられない」
  6. 亡き父が植えた思い出のモミの木が巨大化→次男が伐採していると兄が現れ…… リアルな庭じまいの記録に共感と応援の声
  7. 11カ月娘、帰宅したママの顔を見た瞬間……! ママ「うれしそうすぎてうれしすぎる」100点満点のお出迎えに「これは可愛いよ」
  8. 東京駅の中身ってこうなってたんだ! 豆知識が詰まった手描きの断片図に「これ凄い!」「見ながら散策したい」の声
  9. 「とんでもないものが売ってた」 ハードオフに“33万円”で売られていた「まさかの商品」に思わず仰天
  10. 1歳娘とママの前に虫出現!→叫びながら必死で退治していると…… まさかの結末に「爆笑」「2人ともよく頑張った」